BOOKS:LIMELIGHT

読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

本にまつわる雑談

いつか書くファンレターのための備忘録【マンガ家・小説家の先生へ】

先日ご飯を食べに行った友人が、マンガ家の先生のサイン会に当たった!と乱舞していました。わたしが日々いろいろと書いていることを知っているので、「手紙渡したいんだけど全っ然うまく書けない!どうしたらいいの…!!」と聞かれて、咄嗟に思いついたこと…

新たに出会った作家に、感情が右往左往している

今日は乗代雄介著「本物の読書家」を読んでいた。 本物の読書家 (講談社文庫) 作者:乗代雄介 講談社 Amazon 今8章まで読んだところ。たぶん一番わくわくするところで、読み終えるのがもったいなくなってきて、この気持ちの時に文章に残しておこうと思う。 …

ブログの下書き、どこでしてますか?

ブログの下書き、みなさんはどこでしていますか? わたしは下書きが2段階あります。そのあとはてなで最終的に整える感じです。 (下書き1)手帳に書き出す (下書き2)Googleドキュメントでふくらませる (本番)はてなで削る 第1段階はだいたい手帳で、…

伊勢丹新宿「イルカくん回文絵本展」に行ってきました

伊勢丹新宿の「イルカのイルカはかるいのかるい」展に行ってきました。 イルカくんが本当に伊勢丹にいた…! イルカくんはTHERAPYのキャラクターだった 「イルカくんの回文絵本」の世界 いろんなグッズも売ってました AC部の活動がこれからも楽しみ 展示会情…

「わたしがブログを書く理由」ー読書を通して、好きなものを思い出すための作業です。

特別お題「わたしがブログを書く理由」 繁忙期!仕事に家事に忙しなくて、ブログに時間が割けない日々です。これ以上間が空くとせっかくいい感じに楽しんでいた読書ブログごと頓挫しかけない。 今日はこれすらネタにして、はてなのお題にも乗っからせてもら…

読書で磨けるエンパシー(ブレイディみかこ氏インタビューを読んで)

愛用しているほぼ日手帳に、シンパシーとエンパシーについて書かれているページがありました。 2023年デイフリーの117ページ目に載っています。すごくわかりやすい。 継母にいじめられるシンデレラはかわいそうと感じるのは「シンパシー」。 継母はどうして…

豆本ガチャを読む<旅する電浴豆ガイド>

先日「古代メキシコ展」で上野に行った際、駅ナカで豆本ガチャをしました。 books-limelight.com 夏休みの土日ということもあり人人人…目が回りそうでした。結構海外の方もいましたね。 公園口を探してうろついていたら、大きなガチャガチャコーナーが!見か…

本が読めなくなった。さてどうするか?具体的に考える

ここ10日くらい?本が読めなくなりました。厳密にいうと小説です。転職して1年とちょっと、1日だって欠かしたことはないのに。まぁ、長い人生こんなこともありますね。読みたくないんだから仕方がないと思いつつ、読みたい本はまだまだある!このジレンマと…

【古代メキシコ展】ミリしら体験記

昔から歴史と地理はからっきしダメです(テストで赤点をとったこともある)。古代メキシコ展を見に行きたいと思った経緯も、マヤ文字とか、ビジュアルメインの興味だけ。他はほぼミリしらで観に行ったのですが、歴史こみで面白く、1週間経った今も思い出して…

話したりないので追記。「正欲」読書メモ

昨日なんとか絞り出してまとめた「正欲」レビューですが、自分が思ってることをうまく言葉にできないままあげちゃったなぁと反省しています。実力不足ってやつですね。まだ書きたいことがあったので、今日はレビューに入りきらなかった、印象に残った部分を…

好きな作家、気になる作家

なんだかアクセス数が見たこともない数値になっています。コンビニ人間のレビューをはてなで取り上げてもらったんですね。新たに読者になってくださる方もいて、嬉しいです。ありがとうございます…! もうこんなことないと思うので、スクショしました この読…

気になる本「芥川賞ぜんぶ読む」

今日はブックカフェに行きました。思いがけず面白い本に出会えるのが嬉しくて、たまに行くんですよね。 2連続で芥川賞受賞作をレビューしたので、なんとなく頭の中にそれがまだ残っていて、目に留まったのはこんな本でした。 芥川賞ぜんぶ読む 作者:菊池良 …

よりよい読書レビューの模索(「読書感想文が書ける」を読んで③)

書評ブログを本格的にはじめて約3ヶ月。面白いし楽しいのですが、最近書いているなかで「これ、ちゃんと伝わってるのかな…?」「また同じ言い回しだな…」とか、課題がちらほら出てきました。 この記事では先日読んだ、どらえもんの学習シリーズ「読書感想文…

文庫本フェアで読みたい本を探してみる

角川文庫は喫茶店に置いてきてしまった 3連休ももう終わりですね。週末に10冊近く本を買ってしまい、もうこれ以上はダメだ…と思いつつも文庫本フェアの冊子をもらってきてしまいました。徒然なるままに、出版社別の気になる本をピックアップしてみます。 【…

【ネタバレ注意】映画「君たちはどう生きるか」観てきました

面白いとか面白くないとか、そういうものさしで観る映画じゃないかも 7月14日の公開から賛否両論の渦を巻いているジブリ最新作「君たちはどう生きるか」を観てきました。ネタバレに気をつけてるつもりでも尻から垂れ流すようなところがありますので、これか…

わたしの読書レビューのだめなところ探し(番外編「読書感想文が書ける」を読んで考える)

今日のブログテーマは「自分の読書レビューのだめなところ探し」です。前回のブログでそんな展開になったので、恐る恐る探っていきます。そして、個人的な今夏の課題図書であるどらえもんの学習シリーズ「読書感想文が書ける」を使って解決していこう!とい…

本が捨てられない人間の試み

最後に読んでから捨てよう。そうしよう。 本がなかなか捨てられません。 整理法や断捨離の仕方とかも調べるのですが、どうもピンときません。 ついにわたしは、 とりあえず、読んで目を通してから捨てよう!という一番時間と労力のかかる愚行に出始めました…

ZINE(個人出版物)に興味アリ

突然ですがわたし、フリーペーパーが大好きなんです。駅に置いてある小冊子、レジ横のチラシ、気に入るとなんでも貰ってきちゃうので、いつも紙で埋もれています。 最近はファイリングの技を少し身につけて、うっとりしながら眺めてたんですが。少し前に友人…

補足レポ:自分の力不足を思い知った読書(ひとりを愛し続ける本を読んで)

昨日レビューしたひとりを愛し続ける本ですが、正直いまのわたしにはレベルの高い本でした。そのことについて書き残しておきたいので補足レポします。 books-limelight.com ひとりを愛し続ける本 (講談社文庫) 作者:遠藤周作 講談社 Amazon 私はこの本の本意…

書評とは、レビューとは、感想とは。わたしなりに考える

書評、レビュー、感想。 本を読んだ後にそのことについて書くとき、みなさんはどの言葉を使っていますか? わたしはずっとどれを使うか迷っているまま、しっかり書きたい気分の時は書評、友達に話すように書きたい時はレビュー(ほとんどこれ)、個人的な率…

2023 わたしの夏の課題図書

先週末は人に会う機会が多かった。そういえばみんな最近どんな本を読むのか知らないな〜と思い、それぞれに聞いてみたところ、なかなかに多彩なラインナップとなった。 身近な人への理解を深めるためにも、思い切ってこの夏の課題図書として全部摂取してみよ…

【時間編・思考中】モモ(ミヒャエル・エンデ作、岩波少年文庫)読書レビュー

先月にレビューしたモモ、【人物編】【総集編】は楽しくすらすらと書きましたが、一番大事かもしれない【時間編】はなかなか考えがまとまりません。今週末はのんびりなので、思考しながら書いてみます。 モモ (岩波少年文庫) 作者:ミヒャエル・エンデ,大島 …

毎日読書レビューするのはしんどい

「絶対泣かない」のレビューウィークも今日が最後…と言いたいところなんだけど、疲れました。出がらしです。 仕事しながら毎日レビューするのは体力的にやばいです。ボロボロになります。家も汚くなってきて荒む。でも自分の気持ちを言葉にして外に出すから…

あと書きが好き

小説でもビジネス書でも、巻末のあとがき、解説まで(むしろ最後の他の本の案内とかまで全部)目を通さないと気がすまない方です。 あとがきには、作者の安堵感(本が出てほっとしてる感じ)が漂っていて、読んでいてほっとします。物語を別角度で捉えた後日…

ある日、とある古本屋での出来事

先日古本屋に行くと、店主とおじいさんがこんな会話をしていた。 「…と言うことは、買い取ってももらえないと言うことなんだね」 「そうですね、うちは小規模だし、そういった種類は扱ってないんですよ。」 「哲学とか、歴史とかもあるんだけど難しいかな、…

バカリズムと中谷美紀とわたし(お風呂読書にて)

先日レビューしたバカリズム「架空OL日記」と中谷美紀「ないものねだり」はお風呂で毎日一緒に読んでいた。 架空OL日記は、銀行員で働く女性たちの気だるげな日々をバカリズムが表現するブログ小説。ないものねだりは中谷美紀の女優としての活動の様子や私生…

今日の芸術(岡本太郎著 光文社)まとめノート

この記事は、岡本太郎(以下、タロー)の考えを自分の血肉にするためのまとめノートです。著者にちゃんと向き合ったのはここ最近なんですが、なんだかわからないんだけど作品も文章もすごく好きなんです。うまくやるな、きれいであるな、ここちよくあるな。…

名前が思い出せない小説

最近、昔読んだ本を思い出しては読み返しています。ひとつ、10年前くらいに読んだきりで名前を思い出せない小説があって困っています。 おぼろげな記憶ではこんな話です。 働く女性が主人公。年齢は30〜40代で、失恋したか、他に思うところがあったかでマ…

新宿紀伊國屋の8階でブックカバーを手に入れる

さっそく角ぶつけて折れたけど…気にしない(気にしてる) フールナイトのノベルティブックカバー!ぎりぎりだったけど、やっと手に入れました! 新宿紀伊國屋の8階コミック売り場では、漫画を購入すると希望者に「漫画家の書き下ろしイラスト」が入ったブッ…

本の感想がまとまらない。

先週末読み終わった「昔日の客」が…とてもよかったんです。それを感想に書きたいんだけどまとまらない。書いては消し、書いては消し、気付けばもう今週が終わろうとしている。 前からなんですけど、好きだ!と思った作品ほど感想を書くのに時間がかかります…