「書きたいこと、書かなくていいこと」。以前もこのテーマで書いたことがあって、その時は身近な人たちと過ごした時間や、暖かなやりとりについてだった。ブログに書かないで、あえてぼんやりさせておくほうがよいという話をした。
今回は、思い入れのある作品について。今期アニメをやってる「らんま1/2」、小学生の時からすごく好きで、小遣いをもらっては古本屋に通い集めていた。
買った本は自分の部屋で、リビングで、台所で、お風呂で、いろんなところで読んだ。家族みんなでそんなふうだったから、ズタボロになってたけどそれでも読んでた。
リバイバルアニメ化すると聞いて、はじめはすごく嬉しかった。漫画また買っちゃおうか!とか、ブログで話すとしたらもう何回になるかわかんないなあ!とか。
ただ、日が経つにつれモヤモヤした気持ちが湧いてきた。不安というか恐れというか…
今の自分が感じたことをまとめたり書いたりすると、あの時無邪気に楽しんでいた自分がいなくなっちゃうような気がしてきた。
思ってしまったものはとめられないし、とめる必要もない。書くのをやめることにした。あの時と同じ、ストーリーを真っ直ぐに楽しんで笑うだけだ。
そう決めてから始まったアニメ、すごく楽しい。古参ぶって「え〜あれは違くない?」とか言ったりするけど、それはまあ見逃してもらって。
わたしが書かなくていいこと。
「やさしい時間」「思い入れのある作品」。次は何が追加されるだろう?まだまだ増えていくんだろうか。
わたしが書きたいこと。「やさしい時間の増やし方」「今現在楽しんでいる作品」。書けないものがある一方で、いま夢中になっているものについては今後も深堀りしていこう。
こんなこと言っといて、漫画をまた読んだらあっさり感想を書くかもしれない。ただ、今のわたしはこんなふうに考えていたよ、という記録の話。
(おまけ)メ、メモリアルブックだったら、今でも熱く語ってしまうかもしれない…!