BOOKS:LIMELIGHT

読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

「わたしがブログを書く理由」ー読書を通して、好きなものを思い出すための作業です。

特別お題「わたしがブログを書く理由

繁忙期!仕事に家事に忙しなくて、ブログに時間が割けない日々です。これ以上間が空くとせっかくいい感じに楽しんでいた読書ブログごと頓挫しかけない。

今日はこれすらネタにして、はてなのお題にも乗っからせてもらって、書いてみます。定期的に来るであろうブログがはかどらない時期に、繰り返し読んでは奮い立つような記事を目指します。

ブログは好きなものを思い出す作業

大人になっても「わたしはこんなことが好きでね~!」って目を輝かせて話せる人はどのくらいいるでしょう。

学生の時は勉強。社会人になったら仕事。結婚したら家庭。それぞれ頑張って役割をこなした結果、気が付けば判を押したように型にはまった人生になっていました。

長いこと自分の気持ちを押し込めて理性的に生きていると、自分の好きなことややりたいことがいつの間にか見えなくなってしまうみたいです。

わたしのブログは転職後、長い長い通勤時間の暇つぶしで読書をするようになったことがきっかけです。結構な量が読めるので記録に残したくなりブログを開設したところ、これが自分を再認識するのに最適なツールでした。(はじめは雑記ブログからスタートして、最近やっと読書特化にしたんですけどね。)

本の文字数は一般的に文庫本で10~12万字といわれていますが、どの本にも人それぞれ「自分のキーワード」があると思っています。10人いたら10人のキーワードがあるわけで、気になったフレーズが多少かぶったとしても全部一緒ということはまずありません。

そしてこのひっかかりのキーワードこそが、忘れていた自分の好きなものだったり、大切にしたい価値観の糸口なのだと強く感じます。読書でキーワードを拾ってきては、ブログで文章化して吟味する。読書×ブログで、毎日探検をしている気分です。

何か、わかりかける瞬間がある

この読書ブログ「BOOKS:LIMELIGHT」も今日で70記事目になりました。なんだか最近、書いていると何かをわかりかける感覚があるんです。好きなものなのか、やりたいことなのか、まだもやがかかっているんですが。こういう時にどんどん書いていった方がいいですよね。

書くことでこのもやが少しづつ晴れて、そこに未来の道が開けていればいうことなしですが…まあ、何にもない野原でも、寝転がって青空を見上げられたらそれでもいいかと思います。崖だったら背後に注意しつつ、雄大な海を眺めましょう。

これからも書きますよ~

自分はどんなものに心が動くのか?どんな感性を大切にしているのか?もっともっと知りたい。

これからもたくさん本を読んで、他にも色んなことを面白がって経験していきます(よい経験も悪い経験もネタになるのがブログのよいところ!)。

そして、うまくまとまらなくてぐちゃぐちゃな文章でも、ナルシシズム満載のうっとり文章でもなんでもいいから、とにかく書いていくつもりです。本当、何か見つかりかけている気がするんですよ。

自分というものは、近すぎて時に何を考えているか分からない不気味な存在です。それと同時に、息が止まる瞬間まで一番近い場所で共に歩む大切な仲間でもあります。互いに仲良く、ご機嫌にやっていくためにも、これからもいろんな情報を収集しては書いて、書いて、いろんな角度から知っていこうと思います。

今日も今日とて拙い文章でしたが、これがわたしがブログを書く理由です。

books-limelight.com

↑この間「顕神の夢」展にいってきたんですけど、数々の芸術家たちが"何か”を表現しようともがく…まさか今の状態が「顕神の夢」への一歩じゃないですよね?!おそらく論理の飛躍ですが、でも日々書いて表現することが"何か”への小さな小さな一歩だとしたら…それはとても尊いことだと思います。そんな厳かな気持ちになったら意識しちゃって逆に書けないかも、やめましょう。書くハードルは低く低く。軽く軽く書こう~。