BOOKS:LIMELIGHT

読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

2024-01-01から1年間の記事一覧

本じゃなくて文が好きなだけなんじゃないか説(並行読みがとまらない)

めくるめく、めまぐるしき日々よ。(言いたかっただけ) 並行読みしすぎて、訳が分からなくなっている。 今読んでいるのは 本じゃなくて文が好きなだけなんじゃないか説 ブログサービスさまよい読みもまた楽し はてなのいいとこ"引用スター" とにかく、誰か…

わたしの話は、長い。「悪文」を読んでテコ入れ中

昨年末あたりからどうもブログの文章が長くなりがちで、平気で3000~4000文字になってしまっていた。中身が充実していればそれでも全然いいと思うのだけど、わたしにその技量は今のところない。 自分のブログの適正文章量は「1500~2000文字」くらいと考えて…

読書好き、うつる。ー目指すは古本屋のような家?

次から次へと本を買ってくるわたしに「要らない本は処分しなさい!」と言い続けてきた家族が、読書にハマりました。人が何かに夢中になっていく姿を見るのは楽しいものです。過程を綴っておきます。 きっかけはカート・ヴォネガット 猫のゆりかごの訳わから…

思考バグと自戒の書

またやってしまったやったほうがいいことをしてしまったやりたいことと やったほうがいいことの違いがまだちゃんと見分けられなくて 不毛な時を過ごす ・ やったほうがいいことは、そう自分に言い聞かせる時点でやりたいことではない。少し考えればわかるこ…

自分の感情に仕事を与えるー読書「じつは、わたくしこういうものです」からの展開

今日の記事は、読書後に湧き出てきた空想をもとに、自分の頭の中にある構想を深堀りしてみようという試み。「じつは、わたくしこういうものです」という本を読んでから空想が楽しくてとまらず、妄想レベルになってきたためやってみる。 先に中身をいうと、「…

空想ひろがる"架空の仕事人"インタビュー集「じつは、わたくしこういうものです」レビュー

最近は、自分の新たな一面づくりに精を出す日々です。(昨年末にブログ書いてたらそんな気持ちになったんです。)この一面を前に出していきたいから、そうするとこれはやったほうがいいな。逆に今までやってたあれは不要だから、習慣から外そう。とか組み合…

感情が理解を追い越していくー「最高の任務(乗代雄介著)」を読んで

乗代雄介著「最高の任務」を読んだ感情を話していく。 誤字ではない。今日書くのは「感想」に満たない「感情」となる。 終盤にかけて涙が止まらなくなり、嗚咽しながらなんとか読み終えた。帰ってきた家族のどん引きした顔。時間をおいて読み直しても変わら…

前に進みたいがために書き出す、進めないことを確認する作業-生き方の問題(乗代雄介著)感想

乗代雄介著「最高の任務」を読み終えた。2つの中編からなる本で、今日は1つ目の「生き方の問題」について話をしていく。 最高の任務 (講談社文庫) 作者:乗代雄介 講談社 Amazon 過去には「十七八より」、「本物の読書家」を読み、それぞれにうまく言葉にで…

つくる醍醐味ぜんぶのせ展覧会。ggg「Daijiro Ohara HAND BOOK」展に行ってきた。

1月末までギンザグラフィックギャラリー(ggg)でやっていた「Daijiro Ohara HAND BOOK」展に行ってきた。 最終日ギリギリに滑り込んだ デザイナーの大原大次郎をちゃんと認識したのはこの展覧会だった(不勉強)。でもつくっているものはたくさん知っていた…

人は書いたら編みたくなるらしい。(はじめてのZINE・完)

はじめてのZINEが完成した。 手前が試作、奥が完成版のつもり なんどやってもバランスが取れない表紙(もー悔しいから載せない)、校正まで気が回らずあやしい日本語、など足りないものはまだまだあるけど……楽しかった! ブログで日頃つらつらと書いているこ…

初めてのZINE制作は。頓挫しかけて、でも諦めない

遅くなりましたが、「きょうのはてなブログ」で好きなら好きといつだって言おうと話した記事を取り上げていただきました!1ヵ月半ぶり3回目です。新しく読者になってくれた方もいて、とても嬉しいです。ありがとうございます✨ 今回も記念にスクショしまし…

言葉を選び、考え、積み上げる。自らを建築する主人公ー東京都同情塔(九段理江著)レビュー

九段理江著「東京都同情塔」を読んだ。言わずと知れた第170回芥川賞受賞作、やっぱり気になって手に取った。 自分を建築するために、言葉を選び、考え、積み上げる。主人公のストイックなあがきと苦しみに魅せられた。少し先の未来の悩みは、こんな感じかも…

好きなら好きと、いつだって言おう。(ほしかった本が手に入ってうれしいよ、というだけの話)

今日はちょっと気持ちがふさいでいるので、最近あった嬉しいことでも思い出して浸ろうと思います。以前話していた、3つの読みたい本が全部手に入ったのです。目標どおり年内に!しかもなんだか、示し合わせたように! books-limelight.com 一日で全部手に入…

【訂正】AIチャットくんの性能について

「GPT3.5turbo」でした。 すみません、昨日の記事内でAIチャットくんについて触れましたが、性能に誤りがありました。正しくは以下の通りです。 【訂正前】AIチャットくんの性能はChatGPTの(×)有料版と同じターボ版 【訂正後】AIチャットくんはChatGPT3.5…

2024年に取り組む難解本『IMONを創る』再レビュー(いがらしみきお著「IMONを創る」感想)

前回よく分からずじまいだった「IMONを創る」を通読したら全体観がつかめた気がするので、再レビューします。 わたしときたら年が明けてからIMON、IMON…とうわ言のように繰り返し話すので、家族からうるさい!とIMON禁止令が出てしまいました。なのでここで…

ビジュアリストの読書観。「言葉を離れる(横尾忠則著)」レビュー

えらい時間のかかった読書でした。1ヶ月くらい一緒に過ごしてたかも。多少ムキになって読んでいた感はあります。 言葉を信用しない、ビジュアリストの読書観。文章に埋もれることが幸せなわたしにとっては、物事の捉え方の違いをこれでもかと味わえた本でし…

【Kindle Unlimited 反省会】笑っちゃうくらい読まなかったので退会した

2024年1月14日、わたしはキンドルアンリミテッドを退会した 2023年10月15日、読書の幅を広げたいとKindle Unlimitedに入会した。ちょうどその日まで3ヶ月×月額99円セールというのをやっていて、試すのには絶好の機会だったからだ。 books-limelight.com 結…

生き直すなら、こんなふうに。ハゴロモ(よしもとばなな著)感想

わたしは以前、何もかも分からなくなる、という体験をしたことがあります。 どうして朝起きて、メイクして、服を着て、誰かと会って、ご飯を食べて、夜眠っていたんだっけ。一つひとつに何の意味がある?そもそもどうやってやるんだっけ?笑っちゃうようだけ…

ファミレスは人間交差点:和山やま「ファミレス行こ。上巻」レビュー

前回のカラオケ行こ!に続いて、続編の「ファミレス行こ。上」も読んだので感想を話していきます。 ファミレス行こ。 上 (ビームコミックス) 作者:和山 やま KADOKAWA Amazon 東京の大学に進学した聡実(さとみ)くんは、ファミレスでバイトをはじめました。…

わたしはZINEをつくるので、具体的な作成プランを話します。

わたしはZINEをつくります。とここに宣言することで、強制力を高めるための記事。いいんです最終的につくれれば。なんだってしましょう。 去る1月7日は一日創作デーで、ずっと興味があったZINE作りに取りかかりました。一日あれば余裕でしょー!と思ってい…

ヤクザと中学生のカラオケ特訓物語―和山やま「カラオケ行こ!」マンガレビュー

この人のマンガは見かけると即買いしてしまう 和山やまのマンガ「ファミレスいこ。」を買ったので、まずは前作の「カラオケ行こ!」を再読しました。 カラオケ行こ! (ビームコミックス) 作者:和山 やま KADOKAWA Amazon カラオケ行こ!は、中学生で合唱部部…

世にも恐ろしい「ノミ」にまつわる小説。江國香織「ぬるい眠り」短編集より

はっきりとわかったことがある。世界は大きく二分できるのだ。ノミにさされた人間の世界と、ノミにさされていない人間の世界と。 江國香織著「ぬるい眠り」より引用 世にも恐ろしい「ノミ」にまつわる小説を読んだ。 短編集「ぬるい眠り」は、著者の江國香織…

わたしのブログは宇多丸流。「ザ・シネマハスラー」「ライムスター宇多丸の映画カウンセリング」より

気が付くと、またシネマハスラーを読んでいる。この本、わたしのブログの教科書なんです。 TAMAFLE BOOK 『ザ・シネマハスラー』 作者:宇多丸 白夜書房 Amazon ーー風の吹くまま、気の向くまま、何を観るかはサイの目次第 映画博徒の看板しょって、歩いてみ…

哲学×プログラミング…じゃない??「IMONを創る」第1部レビュー

2024年が明けましたね。今年もどうぞよろしくお願いいたします。新年早々の地震や事故で胸を痛めております。気をつけようもないことばかりで、どうしたらよいのでしょうか。今大変な思いをされているみなさんの平穏な日常が戻ることを祈るばかりです。 今日…