2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
日常的に本のレビューをしていると、体感したもの全てをレビューしたくなるものです。今年もはてなにお世話になったので、「2024年のはてなブログの雰囲気(主観)」をここに書き記して新年を迎えようと思います。 個別のブログについて言及するつもりはなく…
今年の手帳の使い方が特殊だったので、今後も組み合わせや使い方で迷うだろう未来の自分への参考になるかなと思い、書いておきます。 ブログを始めてからメモ魔になり、ほぼ日手帳のデイフリー(日付がない、薄いタイプ)では足りないことに気がついたのが昨…
最近はル=グウィン著「文体の舵をとれ」を読みながら、実際に舵取りの訓練をしています。いつも書いてる感覚からはみ出して試すのが楽しい!全然うまくできないのに、悔しいより面白いという気持ちが勝つのが不思議です。練習したものを何も言わずさらっと…
森薫の漫画「乙嫁語り」には魅力的な人物がたくさん出てきますが、特に思い入れがあるのがパリヤです。前回はパリヤに出会った時と共鳴した部分について話しました。後編の今回は、彼女を見ていくなかで感じた「自己受容」を、漫画のシーンを振り返りつつま…
関口良雄著「昔日の客」のなかに「自画像」という好きな詩がある。 全文引用するのはためらわれるので、かいつまんで説明すると太ったりやせたり、髪が伸びたり短くなったり、気が長くなったり短くなったりしてきた。そして同じように、先が長いと思ってきた…
はてなの今週のお題「読んでよかった・書いてよかった2024」に乗っかって書いてみます。 わたしがこのブログで1年通してやってきたトピックとして「1年を5分割して過ごし、書く」というのがありました。内面的な話が多く、他人が読むと分かりにくくて大変…
また乙嫁語りの話です。19世紀の中央アジアが舞台のこの物語。今日はわたしが読むきっかけとなった「パリヤ」について話していきます。読む前も読んだ後も、ふと考えてしまうくらいにはこの子が好きです。 乙嫁語り 8巻 (青騎士コミックス) 作者:森 薫 KADOK…
「書きたいこと、書かなくていいこと」。以前もこのテーマで書いたことがあって、その時は身近な人たちと過ごした時間や、暖かなやりとりについてだった。ブログに書かないで、あえてぼんやりさせておくほうがよいという話をした。 今回は、思い入れのある作…
多少ムキになって言いますが、私は書くのがしんどくないです。むしろ書かないことで言葉にできないモヤモヤがたまるほうがしんどい。 今ちょうど繁忙期で、あくせくしていたら書きたいことが16個ほど溜まってしまいました。昨日は1日休みだったので半分くら…
先日「森薫・入江亜季展」に行ってから、二人のマンガを読んでいます。どちらの作品も味わい深く、異国を感じてはうっとりする日々…今日はまず、森薫「乙嫁語り」の魅力を深掘りします。 19世紀後半の中央アジア、一人の乙嫁(おとよめ:美しい花嫁)が嫁い…
繁忙期です。「読みたい。書きたい。圧倒的に時間が足りない。」そう言っていたのは昨年末の話。 今年のムードは、「やるべきことが山積みなほど、本が読めるし記事が書ける。でもそろそろ失速、やることやらなきゃなあ~」です。現実逃避の逃げ場がなくなっ…
よく行くけど一切馴染めない街・三軒茶屋で、昔よく行ったけど一切馴染めなかった街・高円寺にゆかりのある人の展示に行きました。 キャロットタワー3階・生活工房でやっている「山下陽光のおもしろ金儲け実験室」。 下の名前は「ひかる」と読むそうです 高…
10月末頃、家族と神保町と神田の古本祭りに行ってきました。私の体験レポ・購入品紹介はすでにしたんですが、家族が誇らしげに「ブログで話してもいいよ!」と言っていたのを思い出しました。そんなわけで、今日は家族の購入品を紹介してみます。 全11冊。よ…