夏葉社
関口良雄著「昔日の客」のなかに「自画像」という好きな詩がある。 全文引用するのはためらわれるので、かいつまんで説明すると太ったりやせたり、髪が伸びたり短くなったり、気が長くなったり短くなったりしてきた。そして同じように、先が長いと思ってきた…
先日読んだ茨木のり子の「詩の心を読む」は、さまざまな詩人を紹介してくれる内容だった。なかでも、わたしは「吉野弘」「岡真史」「黒田三郎」「川上肇」「石垣りん」の詩が心に残った。 気になる人を少しづつ深めようと、8月は黒田三郎に焦点をあてて読書…
この間した昔日の客のレビュー、話したりなかったのでまたやります。 ↓本の概要についてはこちらで説明しました books-limelight.com 今回は古本屋店主の著者と、文学者との交流について。敬称を省かせてもらいますが、上林暁、伊藤整、正宗白鳥など、この本…
先日やっとこの本に出会い、とてもよかったがゆえに感想に悩み、小出しに話すことを選びました。レビューが何回に分かれるか分かりませんがやってみます。 古本と文学を愛するすべての人へ 名著復刊 尾崎一雄、尾崎士郎、上林暁、野呂邦暢、三島由紀夫……。文…
ずっと欲しかった「昔日の客」を手に入れました 昨年転職したてのときに、通勤電車に揺られながら「明日から出版社(島田潤一郎著)」という本を読んでいました。著者が1人で夏葉社という出版社を立ち上げて運営していく様子を描いた本です。その本を読んで…