2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧
コンビニ人間を再読した。ハンチバックを読んだ後、同じ芥川賞作品として思い出したのと、Audibleにもあったため。読んで、そうだった。わたしは「こちら側の人間」だった。と思い出して、結構深めに落ち込んでしまった。 コンビニ人間 (文春文庫) 作者:村田…
“生きた証を残したい”っていうのは、いつ頃から芽生える感情なんだろう?わたしはこれまで生きてきて、あまり考えたことがないかもしれない。そんなことより仕事、家族、趣味、毎日やるべきこととやりたいことで精一杯だったりする。 ハンチバックを読んでか…
気になっていたAudibleをはじめてから8日が経ちました。意外と聞いてて、自分でも驚いています。 徐々に浸透してきました 平日の聞く時間は、主に歩いているとき。最寄り駅までけっこうあるので、通勤時間に聞いています。 休日だと、食器を洗ったり、そうじ…
もう世間は夏休みですか。宿題なんて出ていませんが、なぜか今日もどらえもん学習シリーズ「読書感想文が書ける」のレビューをしていきます。 「読書感想文が書ける」を読んで、感想文を書いてみる 感想文に良い悪いはあるか? (番外編)わたしの読書レビュ…
仏像にそこまで興味はありませんが、いとうせいこうの「ラップと小説」、みうらじゅんの「講義と思考本」が好きです。 見仏記は長らく積み本していて、今回2週間かけてちまちま、でもじっくり読みました。同じ”仏”を見ながらも全く別の思考をもつ二人の掛け…
なんだか…最近、読んでいてくれる人がいて本当にありがたいな、としみじみ思っていまして…お礼を言いに来ました。 応援でクリックしてくださる方もいて、とても励みになります。ありがとうございます。 あと気付くのが遅くなり恐縮ですが、このあいだ、紹介…
書評ブログを本格的にはじめて約3ヶ月。面白いし楽しいのですが、最近書いているなかで「これ、ちゃんと伝わってるのかな…?」「また同じ言い回しだな…」とか、課題がちらほら出てきました。 この記事では先日読んだ、どらえもんの学習シリーズ「読書感想文…
気になっていたAudibleをはじめました いま個人的な宿題として、自分の読書レビューのテコ入れを「読書感想文が書ける」という本を使ってやる!っていうのがあるんですけど、どうも気乗りしません。やっぱり自分のダメなところって、直視するのにすごく力が…
角川文庫は喫茶店に置いてきてしまった 3連休ももう終わりですね。週末に10冊近く本を買ってしまい、もうこれ以上はダメだ…と思いつつも文庫本フェアの冊子をもらってきてしまいました。徒然なるままに、出版社別の気になる本をピックアップしてみます。 【…
面白いとか面白くないとか、そういうものさしで観る映画じゃないかも 7月14日の公開から賛否両論の渦を巻いているジブリ最新作「君たちはどう生きるか」を観てきました。ネタバレに気をつけてるつもりでも尻から垂れ流すようなところがありますので、これか…
今日のブログテーマは「自分の読書レビューのだめなところ探し」です。前回のブログでそんな展開になったので、恐る恐る探っていきます。そして、個人的な今夏の課題図書であるどらえもんの学習シリーズ「読書感想文が書ける」を使って解決していこう!とい…
前回に引き続き、ドラえもん学習シリーズ「読書感想文が書ける」を読んで得た知識を使って感想文を書いていきます!今日はどうなるでしょう。やってみましょう。 前回の記事books-limelight.com 今回は、感想文に良い悪いはあるか?伝わる感想文ってどういう…
2023年夏の課題図書として、「ドラえもんの学習シリーズ」からこの本を選びました。得た知識でさっそく感想を投稿してみようと思います。 ドラえもんの国語おもしろ攻略 読書感想文が書ける (ドラえもんの学習シリーズ) 作者:藤子 F不二雄 小学館 Amazon boo…
最後に読んでから捨てよう。そうしよう。 本がなかなか捨てられません。 整理法や断捨離の仕方とかも調べるのですが、どうもピンときません。 ついにわたしは、 とりあえず、読んで目を通してから捨てよう!という一番時間と労力のかかる愚行に出始めました…
突然ですがわたし、フリーペーパーが大好きなんです。駅に置いてある小冊子、レジ横のチラシ、気に入るとなんでも貰ってきちゃうので、いつも紙で埋もれています。 最近はファイリングの技を少し身につけて、うっとりしながら眺めてたんですが。少し前に友人…
これは自論ですが、どんな人でも10回選択を誤ると犯罪者になる、と思っています。わたしも、あなたも、どんなにいい人でもです。 この「海と毒薬」は、昭和初期に実際に起きた、大学病院での生体解剖実験がもとになっています。この史実をベースに、架空の登…
昨日レビューしたひとりを愛し続ける本ですが、正直いまのわたしにはレベルの高い本でした。そのことについて書き残しておきたいので補足レポします。 books-limelight.com ひとりを愛し続ける本 (講談社文庫) 作者:遠藤周作 講談社 Amazon 私はこの本の本意…
今日は遠藤周作のことがもっと知りたくなって買ったエッセイ、「ひとりを愛し続ける本」の話をしていきます。 情熱的な愛に生き続けたいと人は願うが、それは、激しくとも短く終わるもの。本当の自分、真実の生き方を求めて心の中を掘り下げ、明暗の異なるも…
書評、レビュー、感想。 本を読んだ後にそのことについて書くとき、みなさんはどの言葉を使っていますか? わたしはずっとどれを使うか迷っているまま、しっかり書きたい気分の時は書評、友達に話すように書きたい時はレビュー(ほとんどこれ)、個人的な率…
先週末は人に会う機会が多かった。そういえばみんな最近どんな本を読むのか知らないな〜と思い、それぞれに聞いてみたところ、なかなかに多彩なラインナップとなった。 身近な人への理解を深めるためにも、思い切ってこの夏の課題図書として全部摂取してみよ…
女同士の友情は割と薄情である。と思う。 それは、女にとって自分の役割…というか立ち回りが変わる瞬間は割とたくさんあって、その都度共感してくれる人を探すから。あまりに生き方が変わってしまうと、自然とあっさり会わなくなってしまうものだ。 今日話す…