最近、昔読んだ本を思い出しては読み返しています。ひとつ、10年前くらいに読んだきりで名前を思い出せない小説があって困っています。
おぼろげな記憶ではこんな話です。
働く女性が主人公。年齢は30〜40代で、失恋したか、他に思うところがあったかでマンションを探す話。内見に行ったのは神楽坂の小さなマンションで、日当たりが悪くてどことなく寂しい印象の家だった。だけど主人公はその部屋に自分と重なるものがある気がして、好条件じゃないし安くもないその物件の購入を決める。最後、西日が差し込む新居で、これがわたしらしさだ…という雰囲気で終わる。
結構詳細に思い出せるのに!!(記憶違いかもだけど)肝心の小説の題名や作家名が出てきません。
あの頃に読んでいた可能性があるのは江國香織、平安寿子、石田衣良、村上春樹、山田詠美、うーん、多分このあたり。
早く思い出して、読み返して、読んだ時のあの気持ちをもう一度味わいたいです。