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読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

【宝石の国・完結】わたしは最後まで読むんだぞという意思を固める

2日連続で人に会うなんてめったにないんだけど、飲みが重なった。その人たちがみな同じことをいう。

 

「宝石の国が完結したよ…29日まで、最新話以外全部読めるから…あなたは読んでね…」

 

魂が抜けたような、ずっと何かを考えているような、呆けた表情でそんなことを言うもんだからすごく気になってしまっている。

この記事は、「わたしは宝石の国を読むんだぞ!」という強い意志と気合をこめて書く。……なんかこうでもしないと読めなそうな気がしている。ちょっとネタばれする。

まずは期限の確認から

宝石の国は割と定期的に無料で読めるイメージがある。今回の概要は以下の通り。

・無料で読めるのは「コミックDAYS」

アプリなしで、このまま読める。

comic-days.com

・期間は2024年4月29日まで

…ってもう明日じゃん!これを書いている間に読むべきだ。しかしちょっと緊張しているんだよなあ…前回読んだときのことを思い出してみよう。

前に読んだときに感じていた"無念"

前回はフォスがもう「フォスフォフィライト」ではない無機物のようなものになったところまでは読んでいる。多分、かなり終盤だったと思う。

あそこまで読んで、その時の感想はまとめてないんだよなあ。「自分の力では、どうしようもできない虚しさ」みたいなもので頭が満たされていたような気がする。それが嫌なこととか、そういうことではないんだけど。

そういう気持ちに、また向き合うのかと思うと気が重いのかもしれない。

読んだ後、自分がどう感じるのかは知りたい

しかし、自分が読み終わった後どんな感情を抱くのか。知りたい気持ちもある。

リアタイ勢はずーーーーーっと「鬱展開」「しんどい」「苦しい」みたいになっている一方で、まとめ読み勢は不思議とそうはならないみたいな声もある。

自分はどうなんだろう。ダイヤモンドが昔フォスに言ってた「この気持ちに名前をつけて」っていう言葉が、押し寄せてくる感覚がある。

さあ、煩悩の数だけ宝石の国を読もう

宝石の国は「108話」で完結。煩悩の数にしたのにも絶対に意味があるのだろう。

12年続いた物語が、どのような結末を迎えるのか。それを読んだ後、自分はどう感じるのか。ふう…読んでくる。時間がかかるだろうけど、今度はまとめて感想までもっていけるといいな。行ってくる。

(おまけ)市川春子作品は、短編集がかなりお気に入りだったりする。「虫と歌」「25時のバカンス」どちらも好きだった。これらの結び方を思い出すと、何も怖がることはない気がしてきたりもする。

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