そろそろ春アニメも始まるし、今期(2024年1月~3月)に唯一全話観ている、ダンジョン飯の話をしていく!
こないだの最新話は切ない新展開だったんで、アニメ13話まで(コミックス1~4巻)あたりの話にしようかな。浅瀬でぱちゃぱちゃしながら楽しく振り返っていく。
すごくざっくりとしたあらすじ
ダンジョン(にいるレッドドラゴンの腹の中)に取り残された妹を一刻も早く助けるため、装備も食料もままならないままに再度入ることにした主人公。
策ならある。仲間とともにダンジョン内で倒した魔物を食べれば生きていける、最短で助けられる!なんやかや仲間を説得し、魔物食で自炊しながら捜索を試みる物語。
ちなみに魔物を食べる感覚っていうのは、日本でいうカエル、ウーパールーパー、沼地の草とかを食べる感覚に近いと思う。YouTuberでいうとホモサピあたり。(ひええ…!と言いながら何度も見てしまう。)
じわじわ好きになってく…不思議なマンガ
マンガは友達の家で見かけたり、本屋で積まれているのを見たりして人気なんだな~というのは分かってたけど、自分では読んでなかった。
アニメがはじまった時、家族が見ようというので自分もなんとなく流し見してたところ…4話のゴーレム菜園のところでセンシが好きになり、そこからちゃんと見るようになって、そしたらどんどん惹きこまれていった。いまでは毎週楽しみにしている。
原作のマンガも読み始めたら、再現度にまたびっくりで…!もうアニメがすごく忠実に世界を描いていて、まったく違和感がなかった。すごい!
センシの生き方に憧れる
わたしが魅了されている「センシ」というドワーフは、魔物食の研究をしている。ドワーフ語で「探求者」という意味の名前なだけあって、もう探求心がすごいんだ!!!
スライムを干物にしたり、ゴーレムで畑をつくるとか、まずやろうという発想がすごい。ライオスたちに出会う前、センシ一人で過ごしていた時のことを「センシのダンジョン飯」としてスピンオフをやってくれないかと思っちゃう。
何かを手軽に済ませると何かが鈍る
便利と安易は違う久井諒子「ダンジョン飯」(2巻P19)より引用
この言葉で好きになった。他の人になんといわれようと、自分の知りたいことを知ろうと努力していく。自分なりにかみ砕いてモノにしていく。そんな姿を見ていると、わたしの目指す探求のかたちはこういうことだと強く感じる。
ときに行き過ぎた行動をとったり、倫理的にちょっとヤバいのも見ていて楽しい。パーティーにはもう一人ヤバいやつがいるから、そっちのヤバさと中和されてなぜか相殺するから大丈夫。(仲間は大変。)
使いたい
苦労して作ったものなのだろう久井諒子「ダンジョン飯」(2巻P178)より引用
自分の信念をしっかりもっているので、それが裏目に出て頑固すぎるところがあるのが欠点ではある。特に魔法に対しての拒否反応がすごくて、でも旅を続ける間に少しづつ心が柔らかくなってきたように思う。
わたし自身もよく頑固だといわれるからだろうか、親近感があるのかもしれない。だからこそ、センシが頑なな部分を少し緩めて、周りの意見を受け入れる瞬間に心が動かされる。
【副次効果】料理が少しうまくなった気がする
最近、なんだか料理の手際がいい。勝手にダンジョン飯の副次効果だと思っている。
みんなで魔物を倒して、その魔物がどんな特徴なのか調べて実際に調理して食べる。センシの調理手順の説明が耳に残っていて、具材を洗って切ったり調味料を合わせたり。そういう手順が前より意味をもった感じがある。
いつも時間に追われがちで、料理といえば「時短レシピ」一択だった。そんな自分からしてみたら、これはかなり大きな進歩だ。少し気を配るだけで舌触りとか、味が違く感じるから面白い。
割と大人向けマンガだと思ってる
主人公でトールマンのライオス、エルフのマルシル、ハーフフットのチルチャックなど、主要なメンバーも楽しい。どの人物をとっても長所があって、欠点もある。どっちも際立ってて魅力的なんだよなあ。そして全員底知れぬところがある。まだまだ見せていない一面がありそうな予感。
バンプの主題歌もめっちゃいいし、話の展開は基本ほっこりなのに怪しげな空気が漂ってて、先が気になる展開で魅せられる!
とはいえ、割と大人のマンガだなぁ〜と感じる部分もある。種族の違いとか、ダンジョンにおける役割分担だったりとか。この辺はもう少し深めてから話そうかと思う。
明日からは5巻を読む!アニメ1期が終わったらこの記事をアップしよう~と思ってたら2期連続だった。豪華だな~!
アニメと同時進行で漫画を追っていこうと思ってたけど、気になるんでもうがんがん読んじゃおう。
ビジュアルだとファリンがめっちゃ好きです。マルシルとの出会いのエピソード(3巻)、すごく好きだったなあ…。
↓↓その後、読み終わった時の感想
↓↓話し足りなくて追加レビュー