BOOKS:LIMELIGHT

読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

整理収納について考える前に、やるべきことがある「一番わかりやすい整理入門」からの展開 

これは家族内における「片付けられないほうの人間」が、片付けられるように動く記事。

前回、整理収納アドバイザーの公式テキスト「一番わかりやすい整理入門」を読んで、家の整理に取りかかろうとしていた。しかし家族はどう考えてるだろうと何の気なしに聞いてみたら、「そんなことよりまず、日頃の片付けをしろ!」とのことだった。

一瞬???が止まらなかったけど、今日一日中考えて言いたいことがわかってきた。整理収納を一から考える前に、今決まってるルールに沿って片付けろ!と言うことなんだと思う。 

整理収納のルールはつくらずとも、すでにあったのだ。わたしが理解しようとせず、重要とも思わなかったのがいけなかった。本当に申し訳ない…以下、認識相違の経過と、今のルールをちゃんと認識するためにやり出した「ラベリング」ついて話していく。

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前回までの認識…整理収納してから、片付けだよね

一般的に、片付けよりも先に「整理・収納」をすることが大切。そこで決めたルールに沿って片付けないことには、すぐリバウンドしてしまう。というのが整理収納界隈のセオリーみたいだ。

本に載っていた、整理収納に関する「5つの鉄則」は次の通り。

  1. モノの適量を決める
  2. 行動の動線に沿って整理する
  3. 使用頻度別に収納する
  4. グルーピングする
  5. 定位置を決める

自分が取りかかろうとしていたのは「量」と「グルーピング」。個人的に多いと思っていた紙もの(フリーペーパーとか)、小さい雑貨の量を減らすことに取り組んだり、生活動線にあった道具のグループ化するのをやってみるつもりだった。

家族の指摘は全然違かった…まずは、片付けるべし!

上記のことを夕食時に何の気なしに伝え、家族にどう思っているのか聞いてみた。すると返事はかなり意外なものだった。

  • 量は別に多くない(スペースからはみ出してないから別にいい)
  • とにかく定位置において欲しい!
    (例えば、洗濯物/食器/調味料/スリッパ/アウター/手鏡など…)

整理収納の鉄則のなかでわたしが一番初めにやるべきことは、まずいま現在決まっている「定位置」を知ることだった…。前の記事でも本当にここが苦手…と言っていたけど、そこは見て見ぬ振りして素通りしていた。都合の悪いことからは逃げていたわけだ!やんなっちゃうなもう…

モノの定位置は決まっていた。場所を覚えるためにできること

量は不問とのことで、大事に思ってたものを捨てなくてよかったのは救われた。そしてこれから決めなきゃと思っていた「モノの定位置」は決まっていた。わたしがきちんとそれを認識できていない、重要だと思っていないことが問題なのだった。

ただ単に気をつけるではダメだと思う。最初はできるけど、また余裕をなくしたらできなくなるだろう。間違えようがない仕組みをつくることが大切、そして実際に動いて誠意をみせることも大切…!

ラベリングしよう

忙しい時、何かに夢中になっている時、わたしは身の回りへの興味が極端に薄くなる。そんな状況でも片付けが自然とできるようになるためには、ぱっと目で見てわかる仕組みが必要だ。

片付けのマンガをいろいろ読んでみたら、ラベリングが有効というのをみた。

ラベリングの効果というのは、モノを出すときじゃなくて戻すときに役立つものらしい。今のわたしの課題にぴったりだと思った。早速やってみる。

100均に売ってる貼ってはがせるシールで、調味料の居場所をラベリングしてみた。冷蔵庫に4つケースがあるんだけど、ここにいろんなものをランダムに入れてしまうのが(時にはここに入ってないことも…)腹が立っていたらしい。

なんか…いい感じかもしれない!

整理収納の前に、現行ルールを大切にすること。ラベリングが有効かも

余裕がある時は気まぐれに掃除するけど、何かに夢中になったり、仕事が詰まった時はまず片付けられない。「気をつけよう」「忘れないように」そういう精神に訴えかけずとも片付けられるようにする仕組みをつくっていきたい。自動的にできるようにしたい。

今回はラベリングをしてみたので、しばらくこれで様子を見つつ、うまくいって現行ルールを守れるようになったら、整理収納を考えるのもやってみたい。

なんにしても…今回は自分の無神経さとか、鈍感さに気がついたな…。たまに家族に日頃のヒアリングしてみると、思わぬ冷や水が浴びれるかもしれません。聞く時は心して、でも、一緒に長く生きるうえで大切なことと思います。これから、頑張る。

早くこの本を使って、整理収納の実践をやってみたい。

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