BOOKS:LIMELIGHT

読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

視点をスライドしてやりすごす夜(久々にギンザ・グラフィック・ギャラリーへ)

人間関係の悩みは常ですね。幸い味方が多いですが、完全にロックオン中。いつ弾が飛んでくるか分からないので体力を消耗します。 今日に限って家族が飲み会で、近くに住んでいる友人も旦那さんが早く帰ってくると。こんな夜に一人で過ごしたらうっかり鬱鬱し…

今、ここにいることの意味ー遠藤周作「ヘチマくん」感想

遠藤周作「ヘチマくん」を読んだ。純文学、エッセイは数冊読んでいたものの、ユーモア小説は初めてだった。 ヘチマくん (P+D BOOKS) 作者:遠藤 周作 小学館 Amazon ユーモア小説とは、軽快なタッチで描かれた、上品なおかしみがある小説のことを指すらしい。…

【2025アニメ】春を振り返り、夏の検討をする

もう7月中旬、春の振り返りもせず、チェックもしないままに夏アニメが始まってしまった…!今日はゆるゆると、一緒くたにしてやってしまおうという回です。 まあ、今までそんなことしてなかったけど。何でやるかと言えば、ここ数年、私がよく読んでいた頃の…

【新潮文庫の100冊】2025夏の小冊子で振り返る読書レビュー

今年もやってきました、出版社の夏特集!見かけるとついつい小冊子を手に取ってしまいます。この間書店でもらってきた新潮文庫の冊子を見ていたら、以前レビューしたものが多くて驚きました。 今日は過去記事を掘り返しつつ、小冊子の特集内容に沿ってここに…

火星人に揺さぶられても無感動だった私たちへー阿部公房「人間そっくり」感想

ひたすら意味が分からなそうなものが読みたいと、阿部公房「人間そっくり」を読んだ。希望は叶ったものの、最終的な読後感は「ギリギリどうでもいい」だった。 人間そっくり(新潮文庫) 作者:安部公房 新潮社 Amazon 気になってレビューサイトを見ると賛辞…

「どうしようとも俺である」西村賢太著・苦役列車を読んで思うこと

道路の側溝の蓋をはずして、底に沈むヘドロを小鍋に一杯。それを自らの内臓に入れてくつくつと煮込んでいるような1週間でした。 もはや、どうにかしたいとも思わない。こんな時のためにジョーカー要素で待機させていた「苦役列車」に手を伸ばす日が来ました…

外に展開した前半、内に掘り下げる後半(上半期振り返り2025)

なんか今週むっちゃくちゃ書きたいんで、書きます。久しぶりの3日連続投稿です。今週の本は読み終わってから話したいので、はてなのお題に乗っからせていただきましょう。 今週のお題「上半期ふりかえり2025」 振り返るってゆったら手帳を開いて、ゆっくり…

その後のZINEにまつわる雑感(はてなトップ入り記念)

このところ調子が乱高下しています。瞬間的には元気が出るものの、すぐまた低空飛行に戻っちゃう。そんな微妙な日々のなか、嬉しいこともあるもんです。 先々週の読書記録の記事を、はてなのトップページで扱っていただきました!ありがとうございます! か…

面白いのに!好みじゃない?「夏への扉」読後感

ロバート・A・ハイラインの「夏への扉」をさっき読み終えたところです。後で時間作って感想を書こうと思うとやらないので、今ここで読後感だけ先に残しちゃおうと思います。 夏への扉 (ハヤカワ文庫SF) 作者:ロバート・A. ハインライン 早川書房 Amazon とい…