BOOKS:LIMELIGHT

読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

その後のZINEにまつわる雑感(はてなトップ入り記念)

このところ調子が乱高下しています。瞬間的には元気が出るものの、すぐまた低空飛行に戻っちゃう。そんな微妙な日々のなか、嬉しいこともあるもんです。

先々週の読書記録の記事を、はてなのトップページで扱っていただきました!ありがとうございます!

かなり久々では?と思い調べたら、10ヶ月ぶり6回目でした。編集の方の目に留まるくらい、ZINEってやっぱり流行ってるんだな〜と思いました。

新しく読者になってくれた方もいて、ありがとうございます!励みになります。

あらためて自己紹介をしますと、私は読書感想というよりかは、読んだ本にまつわるエッセイのようなものを書いています。あまりに素晴らしいと、うっとりとした文章を書き連ねたりします(前世詩人だったということにして、構わず書くことにしています)。読みたいと思ったときだけ、お楽しみいただけたら幸いです。

さて、今日はその後のZINEの話でもしてみようかな。気持ちの整理も兼ねて、やってみましょう。

その後のZINEにまつわる雑感

今年の3月から小さな本屋が集まるアンテナショップで箱店主をしているのですが、箱主たちがそれぞれ作ったものを売るZINEイベントがあると聞き、自分も作って置いてみました。納品後、他の店主さんの本を読んだら魅せられてしまい…というのが前回の記事です。

あの後も買い続け、この通りです。

他にもう3冊買ってるからね

この気持ちを何と言ったら…というところで止まってましたが、一旦言葉にしてみます。

自由を感じる

テーマ/書き方/レイアウト/紙、綴り方/全部自由!選び方で無限の個性が生まれます。本当になんでもいいんだ、と新しい一冊を読むたびに思います。もっと自由になれるな〜とも思います。

こうしなきゃと決めつけていたハードルがぐっと下がる感じ。自分が作ったものの硬さをみて、次はこれ以上ないくらい柔らかくて軽いものを作りたいなと思っています。

今を生きてる、並走感

これはブログに関しても言えることですが。この日に向かって作っていた人も多かったので、まさに「今を生きている」雰囲気が伝わります。過去のことを綴ったものでも、なんか今を感じるんですよね~不思議。そして、脇を見ると同じように走っている気がして、元気が出ます。

ブログは"星に願いを”的な遠さと儚さがあって、私にはそっちの方が性に合っています。ZINEはもっと近く、もっともっと濃い感覚です。やっぱり現物が手元にあるからなのかなあ。

作りたくなる

完成させたとき、「ZINEをつくるとZINEをつくりたくなる」と話したけど、「ZINEを読むとZINEをつくりたくなる」効果もありました。

これは奥底に眠る自分の潜在欲求なので、そうならない人もいるとは思いますが。誰かの個人的な思いに触れると、自分の欲求に気がつくんでしょうか。

この衝動を流しちゃいたくないので、どこまでも軽く、まず一つ出してしまいたい。前回話していた感想ZINEは、編集せずメモ書きでやるつもりです。うまくいくかな~?やってみましょう。

一つだけ違和感…名前おしゃれすぎんか?

最後に一個だけずっと思ってる違和感。「ZINE」って響き、おしゃれすぎませんか?単語を発するたび、「うわー、ZINEとかゆっちゃってるよ」って、もう一人の自分が言います。

別の表現でいうと「同人誌」らしいですが、個人的にこの言葉は二次創作っぽい空気を感じるんですよね。

何かいい言葉はないものか…とりあえず、今日で一旦「ZINE」って言うのをやめようかな。ここでは。違和感のある言葉を使いたくないですからね、この場所でくらい自分の好きにしたいもんな。朴訥だけど「冊子」とかにしときましょうか。

そんなわけで、今日ははてなのトップ入り記念(?)で、個人制作の冊子について続編をお送りしました。私の活動拠点では、7/21まで開催しています。今はそこかしこで冊子イベントがあったりするので、まだ見ぬ世界を覗きに行くのもいいかもしれません。んー、やっぱり「冊子」もちょっと違うか。シンプルに分かりにくい。なにかいい名前があったら、こっそり教えてください。それでは!

(おまけ)はてなトップ入り記念記事の履歴

トップページ入りした記事をまとめることはあっても、お祝い記事をまとめたことはなかったなあ、とここに貼り付けてみます。初回は相当びっくりして不安定だったはずなんだけど、読み返してみたらすごい冷静を装っててにやけました。2年前からずっと気になる人に遠藤周作をあげてることにも驚いたな…あ、また話し始めちゃいそうなんでこのへんで。おやすみなさい。

①コンビニ人間のとき

②本の感想がまとまらないのとき

③好きなら好きと、いつだって言おうのとき

④単行本用の本棚をつくったとき

⑤百年の孤独のとき