一冊も読んだことないのに大好きな作家がいます。
「北方謙三」氏です。
いつかこの気持ちをまとめようと温めていたのですが、一向にまとめないので羅列していきます。ひたすら「かっこいい…!」って言ってるだけの記事です。
出会いはブッコロー
はじめて存在を知ったのは確か一昨年の秋、「有隣堂の知らない世界」のYouTube動画でした。ブッコローとの話が楽しくて、というかめちゃくちゃかっこいいな?!と思って何度も観ていました。
「書くことは生きること」
「生きることは書くこと」
という言葉は、いまだに思い出します。
ホットドック・プレスという雑誌で連載していた『試みの地平線』は読んでみたい本の一つ。「うじうじ悩むな、小僧ども」に続く言葉は?がいっぱいで、でもなんか勇気がなくて読めないでいる。
ブッコローの中の人が読んだことがあるのが「檻」。
ハードボイルド小説だそうなんですが…ハードボイルドってなんだろう?調べてみたら、「暴力的・反道徳的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体をいう(Wikipediaより引用)」らしいです。
ちぐはぐなインタビューで振り返る人生観
次に観たのは、ビジネス系チャンネルのインタビューです。
20代~70代までを10年刻みで振り返りながら質問に答えてくれるもの。ビシッと短い言葉で言い切るそれぞれの人生観がもう、かっこいいんだ…!!
インタビュアーが、ビジネスマン特有の最短距離でまとめようとするのに対して「違う。」「そうじゃない。」と言った後、「こういうことなんだよ。」と諭すように話してくれるところに、誠実さと揺るがなさとなんだろう、余裕というか、そういうのを感じます。
ブッコローと話してた時と同じことも話してるんだけど、ここの中で心に残ってるのは以下の通り。ちょっとニュアンスが変わっちゃってるかもしれないけど、イメージということで。
「ここにいる(インタビューを受けている)自分は虚像」
「原稿用紙の中に本当の自分がある」
「しかしそこの中身(小説)は嘘」
「ただ、その中に真実を描き出す」
あとは、小説について。
「誰にでも分かるように書いてあるが、本当のところは誰にも分からないのが小説」
知りたいけどどうやっても知りえない。そこがたまらなくよい。
表現者に向かう時、こんなにも嬉しそう
最後に神田伯山との対談を。さっきまでの動画とまた違う一面が見られる。
伯山が読んでいたのは水滸伝(すいこでん)で、昔サイン会にも行ったことがあるらしい。メディアに出る理由、「作家」を演じること、脚色・表現・創造…ほかの人と話してるときよりも幾分かリラックスした様子で、同じ表現者としてシンパシーを感じている雰囲気がすごく出てるなと個人的に思う。わくわくしている感じというか。
今でも若い世代の人に積極的に触れ合おうともしているらしく、そういうところに素直な好奇心があって学ぶところが多いです。
対談後の伯山の感想で「サービス精神がある」っていうのに納得。どの場所でも一貫してニュートラル。決して大きくも小さくも見せない等身大の姿で、ユーモアも交えてしっかり話してくれる。こんな人になりたいなんてとても言えないんだけど、なんだろう、こういう人の近くにいたいな、とは思います。
私には読めそうにないんだ、どうも
今日紹介した4つの動画、どれも3回は観てると思う。しかし、未だにこの方の本を一冊も持っていないんだ。なんか読めそうな感じが全然しなくて!
昔から国内外問わず歴史にいっさい興味がないこと、あとは、巻数が多いことにもひるんじゃう。いつか…いや来年こそ…!
やっぱり入門編は「試みの地平線」かな。
「書くことは生きること」は全動画で話していて、もうこれは自分自身にも言っているのだと確信している。繰り返し、繰り返し話すことで、自らの柱を強固にするのだ。ああ、かっこいいなあ…!!
とりとめもない気持ちを聞いてくださり、ありがとうございました。


