今日はちょっと気持ちがふさいでいるので、最近あった嬉しいことでも思い出して浸ろうと思います。
以前話していた、３つの読みたい本が全部手に入ったのです。目標どおり年内に！しかもなんだか、示し合わせたように！
一日で全部手に入ったのだった
まあ、一冊はフリマサイトでチェックしてたら全巻セットが破格で売られてて即買い、残り二冊は家族が買ってきてくれた！というだけの話なんですけどね。全部一日の間に起こったのでびっくり嬉しかったです。
好きだって言っていたからだよなあ
好きなものは、好きであればあるほど内に秘めるもの、というのが今までのわたしの考え方でした。自分の中であたためて、大事にするのがお決まりだったんです。今でも、ものによってはそうだけど。
しかし、最近は好きなもの、気になるものについてはよくここで話すようになりました。話していると、自分でもより探求するようになるから不思議です。好きな気持ちがどんどん大きくて鮮明なものになりました。
さらに、自分の身近な人が、ぽつりぽつりと日常で話すわたしの話を覚えていてくれてたんだなって思って、そこがすごくうれしかったんです。
好きなら好きと、書き言葉でも話し言葉でも、いつだって言い続けようと思いました。まぁ、うるさくない程度にね。
楽しい気持ちを共有できるし、同じように好きな人と出会える可能性だって上がります。そうやって自分の意心地の良い場所はできていくのかもしれません。
…いつもならここで終わりそうだけど、今日はまだ終わりません！せっかくなんで、３冊の本の話をさせてほしい！またそのうち詳しくレビューしますが、前振りとして…お付き合いいただけたら嬉しいです。
欲しかった３作品
「橋のない川」住井 すゑ著
わたしの大切な人が大切にしている本です。もーーようやく手に入れました！大長編なので定価だと8000円オーバー…でもフリマサイトにて2000円で手に入れました。
うっすらせどり感（安く買った本をつぎはぎしてセット売りしてる感じ）があったのが気になったけど…もう読めればいいので買いました。
古い本で本屋に売ってない、Amazonだと高くて手が出ない…って時は、フリマサイトを見るのがいいかもです。ちなみにまだ読んでなくて、これだけの長編なので3日くらい家から離れてどっっぷり浸かりたいなぁ…なんて夢想しています。高速バスとかで恐ろしく遠出してみようかな。（移動中が一番読める人）
「読者に哀れみを」カート・ヴォネガットスザンヌ・マッコーネル作
厚み５センチくらい？読み応えがありそう
著者の別作品「キヴォーキアン先生、あなたに神のお恵みを」に対談が入っていて、そこで書くことについて話していたのが心に残っていて。この本ではそれが深掘りできるんじゃないかとわくわくしてました。
と思ったら、初めのちょこっとだけ読んだところによると、カート・ヴォネガットじゃなくて作家教室の生徒さんが主に書いている本みたいです。ずっこけつつ、別角度から見るのも大好きなので、わくわくし直しているところです。
「ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ」乗代 雄介著
すでに結構読んじゃってます、でもゆっくり味わいたくて、毎日少しずつと決めて楽しんでいます。
著者が作家デビュー前にこの「はてなブログ」で創作していた物語を集めた本なんです。この時点で興味深々だけど、中身がいい。
ざわっとしたり、にやにやしたり、え？！どゆこと？！みたいなのもあったり、とにかく楽しいです。
今のところ好きなのは、「レギュラーピエロ争い」と「君こそたぬきだ」。こういう言葉選びと言葉遊びみたいなのがすごく好きです。
こういう気持ち、内田百閒の本を読んでる時もあったな、あれもまだ話してなかった。
あとそれとは別に、著者の書評本「掠れうる星たちの実験」もいただきました。
この本知らなくて、装丁がかっこよくて、しばし眺めました。書評している本は読んだことないのがほとんどなので、自分で読んだ後に答え合わせ的に読むつもりです。
しんどくても。こういうことがあると頑張れそう
あーーなんというか、あの日は本当に幸せな日だった。今年もいろいろしんどいことあるかも知んないけど、この日を思って腐らずにやってこうかなとか思ったりしてます。
ちなみに前の記事で言ってたフリマサイトで自分の本を売る作戦も、目標には達しませんでしたが思ったよりは売れました！売買について、なんとなくの傾向も掴めた感じがします。
その辺りも話したい、書くのがぜんぜん追いつかない。いつまで去年の話してるんだろうと思いつつ、のんびり更新していきます。
