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読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

「読書感想文が書ける」を読んで、感想文を書いてみる

2023年夏の課題図書として、「ドラえもんの学習シリーズ」からこの本を選びました。得た知識でさっそく感想を投稿してみようと思います。

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気の置けない知人に読書ブログやってるんだよね~って話をしたら、おすすめしてくれました。この本「読書感想文が書ける」は、あの手この手で「読書感想文は怖くないよ!大丈夫。怖くないから…こっちに来て一緒に書こ!」ってやさしく導いてくれる本だと思います。

初めから何言ってるんだ…?って感じでしょうが。なぜこう思ったのかというと、個性豊かな小学生向けだからか、感想文という言葉に身構えて不安に思っているであろう、いろんなタイプの人に向けて書かれているからです。

本でとりあげている不安・悩みの具体例をいくつかあげてみます。

  1. 本が嫌い。本が読めない。読み方が分からない。
  2. 何を書いたらいいか分からない。書きたいことがない。
  3. 文章の組み立て方が分からない。
  4. 書いている途中で続きが書けなくなってしまった。
  5. いつも同じような文章になってしまう。

などなど、読書感想文を書いたことがある人なら一度はつまずいた課題が目白押しです。この悩みに対して、マンガと文章を使って簡潔に、一つ一つ励ますようにアドバイスしてくれます。

わたしは読書に特化したブログを始めて3ヶ月目になりますが、最近は早くも5番目の課題と格闘する日々です。言い回しとか組み立てが似ていて、自分でもちょっと飽きてきているんですよね〜。口癖と一緒で、書き癖っていうのも本当にあると感じます。

一方で、もちろんこの本を読んだだけでは感想文が書けるようにはならないでしょう。この本はいわば「使う本」です。悩みが言語化されていて、納得できる答えもある。苦手意識が薄らいで感想文を書く糸口を見つけられる。でもこればっかりは、実際に手を動かして自分でやり方を掴んでいくほかありません。だからこの本では繰り返し「書いてみようよ!」と読者に呼びかけています。

なのでわたしは、この本にある“無敵の方程式”とやらを使い、そしてこの本をテーマにして、実際に何本かレビューを書いてみようと思います。紹介されている方程式は6つ。型が決まった状態から書くのははじめてですが、ちょっとワクワクしています。自然とマンネリ打破にもなりそうです。

ちなみに、今回のレビューはチャプター5にある「意見おし出し方程式」を意識して書いてみました。意見→理由→文中の例→自分の例→考えを展開→結論。うまく書けてますかね?ちょっと怖いけど、読んだ方に聞いてみたいです。

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