前回に引き続き、ドラえもん学習シリーズ「読書感想文が書ける」を読んで得た知識を使って感想文を書いていきます!今日はどうなるでしょう。やってみましょう。
今回は、感想文に良い悪いはあるか?伝わる感想文ってどういうものなのか。本に教わった内容をおさらいしながら考えていきます。
感想文に良い悪いはあるか?
結論からいうと、感想文に良い悪いはありません!もっと大きく言えば、本の世界にはこれは正しい、こっちは間違いということはない。なんでも白黒はっきりつけられるほど物事は単純ではないし、どっちが正しいかなんて誰もわからない。そんなことで世の中溢れているからです。
良い、悪い。正しい、正しくない。
わたしはこのようなものさしが現れると途端にやる気を失ってしまうほうです。今夏の課題図書として「感想文が書ける」を読むことにしたとき、この不安が一番によぎりました。普段楽しくレビューを書いてるのに、その書き方は間違ってる!この書き方の方がいい!と水を刺されたら…考えただけでげんなりです。
なので、本の一番初めにはっきり言ってくれた時はだいぶ安心しました。ただし、じゃあ何書いてもいいんだね~!ではなく。「伝わる、響く感想文」と「伝わらない、惜しい感想文」というのはありそうです。ここからはそれぞれの特徴について話します。
「伝わる、響く感想文」
この本では、感想文を書くときの柱として3つ紹介しています。
- どんな本だったか?
- 何について書かれていた?
- 読んでどう思ったのか?
読んだあとに、この3つを振り返って書けば、おのずと伝わる文になる。ということです。
それと、大事なことがもう一つ。一冊を通して繰り返し伝えていることは、自分の思ったことを素直に書けばいいだけなんだよ!ということです。
素敵だな、と思ったところがあればどんな風に素敵だったのか。意味がわからないと思ったら、どう意味がわからなかったのか、こういう意味なら受け入れられるのに。と書く。この本に反対意見がある!と思えば該当の部分を説明して持論を展開すればいい。
言い方や表現方法を変えて、何度も伝えてくれるので、一番大事なことなんだと気付けたし、納得しました。忘れないように頭に刻もうと思います。
「伝わらない、惜しい感想文」
惜しい感想文の例は、章ごとにのび太がやらかしてくれます。(のび太って全ての失敗の引き受け役だと思う。その度になんだかんだできるようになるから、大人になったら不屈の人間になっているんじゃないか…?と思う。)
わたしが共感したのび太の失敗は、「僕は、こう思いました。」のみで終わった感想文です。
日々いろんな人の書評を読ませてもらうなかで、「なんでそう思ったのかを知りたい…!!教えて…!!」と悶えたことが何度かあったからです。
意外とこれは多読の方に多い印象です。感想を詳しく書いている時間があったら、次の本を読みたいんだと思います。知ってる人だけわかればいいってやつですね。
どんな風に書くかは自由なので、それもまたありだとは思います。でももし、できましたら…良かったポイントを背景込みで、読んだご本人の言葉で知りたいなと思ってしまいます。
これを書きながら、わたしのレビューを読んで同じようにもどかしく思っている人がきっといるだろうというカウンターパンチをくらっています。
うう、そうですよね。お互い様なんです。次回はわたしが思う、わたしのレビューのダメなところをテーマにしてみようかな。しんどいだろうけど、何かが見えそうですよね。
…取り止めのない感想文になりましたが以上です!今回は「問題発見方程式」を少し変形させて作ってみました。本から出来事や問題選択→発見したことからテーマ決め→本文から例→作者の意見を推理→自分の意見でまとめる。
変形させたのは最初の部分ですね、本の出来事から自分語りにスライドしてまた戻ってきたつもり…でも最後に自分で言ったことにカウンターパンチを食らって終わるという…まだうまく書けませんね。でもこの本曰く、書けば書くほどうまくなるらしいので、信じてやってみましょう~!