BOOKS:LIMELIGHT

読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

装丁のはなし

有隣堂ブックカバー10色で彩る、半年の読書記録

有隣堂のキャッチコピー「本は心の旅路」。あらためて、素敵な言葉です。 去年の夏に横浜に遊びに行った時、有隣堂本店でブックカバー10枚セット(165円)を買いました。 その後半年かけて10枚巻き終わったので、だいたい使った順に、どんな本に巻いて旅に出…

【2025年1月第5週目】ある日の読書記録(不思議な少年、ゲーテはすべてを言った、夢十夜)

同じ毎日だと思っていても、行動はグラデーションのように移り変わっていくものです。長らく1冊ずつ私的な読書レビューを続けてきましたが、余裕のなさに思うことがあり、今年から簡単な読書記録として日記をつけはじめました。 身も心も軽くなってはいるも…

思いがけず表紙絵に出会うー春日井さゆり個展『最初に好きになったのは』に行った話

先日、イラストレーター・春日井さゆりさんの個展をたまたま見かけてじっくり味わうことができました。 思い出深い本の表紙絵が大きく飾られていたので、見た時は本当に驚いたなあ。今日は出会いの瞬間を、物語風(?)に紹介してみます。 ーー*ーーー*ー…

「写植時代」の本づくりを覗くー平野甲賀〔装丁〕術 好きな本のかたちーを読んで

「平野甲賀〔装丁〕術好きな本のかたち」を読んだ。フリーのブックデザイナーが一冊の本の装丁を仕上げるまでの様子が日常と共に記されている。 平野甲賀 装丁術―好きな本のかたち (シリーズ日常術) 作者:平野 甲賀 晶文社 Amazon 今みたいにPCソフトで編集…

【無心で思う】一点を見つめる時間が増えた(読むので思う、の装丁を見ながら)

年末なんで、なんとなく一年の振り返りで自分の過去記事を読むことが増えてます。ブログのトップ画面をスクロールしていくと、真っ先にこの猫が目に入って気になります。(2023年12月現在) 一点を見つめる猫。気になる… この目、身に覚えがある 一点病とも…