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読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

ここは光の集まる場ー2024年はてなブログレビュー

日常的に本のレビューをしていると、体感したもの全てをレビューしたくなるものです。今年もはてなにお世話になったので、「2024年のはてなブログの雰囲気(主観)」をここに書き記して新年を迎えようと思います。

個別のブログについて言及するつもりはなく、あくまで全体の雰囲気を話す感じです。おおまかには「ブログの種類・過疎化」「はてなスター」「書くということ」について触れていきます。

結論から言えば、ブログ人口は減っているだろうけど書くのが好きな人は残り続ける、はてなスターは価値観が分かる指針で、ブログで書くことはいよいよ生きたい世界で生きる準備だと感じています。
個人的な総括は「光が集まる場」ということになりました。それぞれ説明していきます。

過疎化は進んでいるだろうけど、本当に好きな人が残り続ける場所に

2024年現在のはてなブロガーをざっくり分けると、5種類くらいなのかな?と思います。

  • 日記
  • 創作
  • 書く執着
  • アフィリエイト
  • 自己顕示欲

全部兼ね備えている人もいれば、一つだけを淡々と続ける人もいて、それだけでも見ていて飽きません。わたしの場合、今現在一番強いのは意外と「書く執着」かもしれないです。正直書かない日があると気持ち悪い。

ブログが過疎ってきているというのは、残念だけど事実なのかなあと思います。トップページとかグループにいる体感でなんとなくですが。しかし、全然いないわけではなく、むしろ本当に好きな人が残っている。そのため治安は割といいんじゃないかと感じています。

今年も、読者登録させてもらった新規ブログがいくつも消えてなくなりました。書くのが楽しくなかったならいいけど、微妙に思ってやめたのならなんか寂しい!このニッチな雰囲気って結構よくないですか?意外と居心地がよかったりもするんですよ。なんて、ブロガー2年目のひよっこが言っても全く力はないんですが、そういう魅力を伝えたらもっと盛り上がるのかな、と思ったりします。

でも、どのみち本当に好きな人は残り続けるので、そういう意味で濃厚なコンテンツになっていくと思えば楽しみです。

はてなスターは価値観がわかる指針

わたしは社交したい<<<書きたいなので、ブロガー同士の交流はほぼ「はてなスター」だけです。それだけでも、結構いろんなことがわかります。
公式的には「いいな」「共感」の気持ちを伝えるためのツールみたいですが、個人的にありがたいのは「お互いの興味・関心」が分かることです。

特定の記事への反応、引用スターなど、そういう場面に出会うと「ああ、この気持ちに対して共感してくれたんだなあ」と思ってとても嬉しいです。相手のブログに伺うと、高確率で自分も共感できるのもすごいなと思います。価値観。

真逆の話だと、今年一番驚いたのはプログラム導入勢です。無作為に、満遍なく、嫌じゃないくらいのスターを押して回るというプログラムの話を聞いた時はびっくりしました。い、いろんな人がいるなあ!

この出来事は、あらためてスターの重みだったり、押す意味だったりを考えるきっかけになったりもしました。押して、押されて、そういうことをしている間にコミュニケーションは取れていくものです。理由がないものは自分の中で自然と淘汰されていきます。わたしは、素敵だな/気持ちが分かるな/しんどいですよね/いつも応援しています、そんな気持ちでこれからも押していくつもりです。でもちょっと控えめにしようかなぁ。なんとなく。

ブログに書くのは、生きたい世界で生きる準備なのかも

日々いろんな人の記事を読んでいて、わざわざ媒体を使って書くということは「いよいよ自分が生きたい世界で生きる準備」なんじゃないかと思うことが多くなりました。特定の対象への探求、課題と向き合う、過去との対話。書くことでそれをいつもよりしっかり見ることになります。好きなものはより明確な好きに、課題は浮き彫りに、過去はいずれ溶け合うんじゃないか。そこから先は生きたい世界が待っているんじゃないかと思うんです。

これは、わたしも今書いて実践しているので、せっかくならライブ感覚で見せていきたいところです。趣味、癖、爆発させたいですね。

ここは光の集まる場

はてなブログのことを考える時、アンドレアス・グルスキー「モンパルナス」の写真が一番に浮かびます。何メートルもある巨大な横長の写真で、画面いっぱいの大きなマンションに、四角い窓が整然と並んでいる。その中にあるそれぞれの部屋の特色を見て、別の世界の広がりに心が穏やかになります。

人はランタンのようなもので、ぱっと見は分かりませんが、中身(特性)が強く出ると光が灯るようにも感じます。ブログは外見が分からない分、ダイレクトにその光が見えるわけです。

忙しかったり体調が悪いと弱々しいですが、興味のある分野を深めている時は眩しいくらい。同時多発的に光るので、自分の小さな感受性の器では少しづつしか見ることはできません。この「光の集まる場」で、わたしももう少し、光っていたいなと思っています。

今年も一年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」