BOOKS:LIMELIGHT

読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

【推しの子】、完結の読後感。

推しの子が完結したと聞きつけて、買ってきましたヤングジャンプ。ネタバレするので、気になる方は読んでからどうぞです。

コンビニ3軒はしごした

165話の時点で私の中ではクライマックスを迎えていたものの、読んで…うん、良かったのかな。アイドルの胆力を見せつけてもらった(?)感じがしました。

それにしても、わたしはアニメから入ってマンガを読んだ勢なのでまだいいとして、ずーっと好きで追ってきた人にとってはなかなかにキツいものがあると思った。救済がないというか…

どんなことも、アイドルにとっての「ドラマ」になってしまうのか。フィクションの「物語」として解釈されてしまうのか。それでも、前を向いて笑うのか。

あー、これはコミックスで「とある真相」とやらを見なければおさまりがつかないかも。そんな終わり方だった。

(おまけ1)「有馬かなはライナー枠」みたいな意見があるらしくすごく驚いている。作者の歪んだ(?)愛情を受けたキャラクターという意味合いらしいけど… わたしは進撃でライナー・ブラウンにどこまでも感情移入した人間なので… 有馬かな、最後まで報われずしんどいけど、彼女は大女優になる人間。私は変わらず応援し続ける。

(おまけ2)アクアの行動に違和感はない。彼は元々こういう思考の人間だったと時間が経つにつれて揺るがない気持ちになっていく。個人的には、ルビーにだけはなんらかの言葉があったんだと思ってる。そうじゃなきゃ最後の笑顔に説明がつかない。

(おまけ3)30代後半女性から見るヤングジャンプ、酔った勢い/新規開拓のつもりで紙で買ってみたものの、びっっっくりするくらい刺さらないジャンルで逆に新鮮。(人によるとは思いますが!)