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読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

横尾忠則展 銀座番外地に行ってきました

ギンザ・グラフィック・ギャラリーの横尾忠則展。入口が迫力ありました

仕事でいまいち閃きがないので、何か新しい刺激を入れるべく横尾忠則展に行ってきました。とても有名な人だということは知っているけど、他はよく知らないというだけで行ってみました。デザインに興味があるのに不勉強です。

でも、むやみやたらに調べてなんでも詰め込むよりも、自分のタイミングで出会えた方が深く心に残りませんか?(言い訳です)いいのいいの!今から知ればいいじゃないですか!

それでは行きましょう。中に入るといきなり展示されています。1階と地下と、2階の3箇所見るところがありました。

1階と地下に過去の制作物があり、2階がライブラリ(今回の展示の本を動画で見せるコーナーと、出版物を手にとって見られるコーナー)でした。

無料の展覧会と思えないほど結構たくさんあって見ごたえがあります。いちばんの収穫は着想ノートというか、出来上がる前のラフを覗けたところです。
色の指定はこういうふうにしているのか、あ、この表紙に載っている人知ってるな、ピカソ風神雷神をモチーフにして描いたりもしてるんだ、などミリしら状態でも楽しめました。植物の絵は他のものと違ってとても繊細に描かれていて、それも印象に残っています。

テンションが上がって隣のMMM(物販の建物)でもグッズを買って帰りました。

物販は2階にたくさんありました。面白かった…!

私はこの丸い「人生泣き笑いシリーズ」にどはまりしてしまい、大きいステッカー(左)と、マイクロファイバークロス(右上)を購入。他にもマグネットとかコースターとかもあって欲しかった…!!値段が控えめなのも嬉しかったです。ポストカードは家族にあげました。


そういえば、2階のライブラリで出版物をペラペラと眺めていていたら気が付きました。………ん?この人、「日常の向こう側 僕の内側」の人だ!!!図書館で気まぐれに読む週刊読書人(新聞コーナーにある)の「日常の向こう側 僕の内側」という日記コラム?をいつも楽しみに読んでいるんです。まさにその人でした。全然知らないと思ってたのに、一気に親近感と興味が湧いちゃいました。

いろいろ見ていて読んでみたくなった本は2つ。

じっくりめに試読しちゃいました。飼っていた猫との日々や、その後のことなどが描いた絵とともに日記形式で記されています。最後のタマの文章がとても好きでした。

さっき言ってた週刊読書人のコラム名にとても似ているけど、関係があるのかな…?気になります(ライブラリにはなかったと思う)。この方の文章がとても好きなので、読みたい。

まだ始まったばかりの展示で、2023年6月30日(金)までやっています。私はもう少しこの方のことを掘り下げてから、もう一度行きたいなと思っています。

横尾忠則 銀座番外地 Tadanori Yokoo My Black Holes | ギンザ・グラフィック・ギャラリー

展示会のフライヤー

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