いまわたしは、強烈な「できない」に襲われている。それは英語だ。
ことあるごとに英語から逃げてきた経歴をもつわたしだけど、好奇心でこの壁を突き破れるだろうか。やってみよう。
今日もNetflixアニメ「ミッドナイト・ゴスペル」の話。すみませんね、しつこくて。
このアニメ、特定の分野に精通している人物たちが個々に練り上げた哲学や死生観を語るというだけでも面白いのに!そのインタビュー音源にアニメーションがくっついているというすごく不思議で魅力のある作品なのだから仕方がないのだ。
先日は7話ゲストのケイトリン・ドーティの本を読んで死と葬儀の現実を知り、かなり独特な満足感を得た。
わたしは4話ゲストのトゥルーディ・グッドマンの本がすごく読みたくて、でも翻訳されていないしそもそも出版した形跡もなさそう。こんなすごい人がなぜ?!がとまらない。
もっとこの人の言っていることが知りたい。本があるなら読みたい(読めないんだけどさ)。英語ができないので、また行き止まりだ。
次のアプローチはPodcast
やってみたのは、元ネタのPodcast番組を聞いてみること。できないのにいきなりハードルを上げたやつ。
もともとミッドナイト・ゴスペルは、ダンカン・トラッセルというコメディアンがやっているPodcast番組「Duncan Trussell family Hour」のインタビュー素材が使われている。おおもとのこのインタビューを聴けば、この欲望が満たされるのかもしれない。
iPhoneに入っていたものの、まったく使っていなかったPodcastのアイコンを押し、さっきの番組名とゲスト名「Trudy Goodman」を検索する。
早速聞いてみると…うん、そうだよね、全然分からない。でも、アニメで聞いてたあの声がまた聞こえることにすごいテンションが上がっちゃったな。
名乗り口上くらいしかついていけないけど…なんか、滑舌がいいからか、単語としては結構クリアに聞こえる気がする。まったく手が付けられないほどではない、気がする。
しかもこれ、インタビューなんだろうけど全然そう聞こえない。途中で歌い出したりするし、芝居っぽく話してることもある。セッションしている感じ?面白そう~~~~~。
空気感で分かる面白さってすごくないか?なんで理解できないんだわたし……情けない。学がない。諦めたくない。
さーて、何から勉強する?
わたしの目下の目標は、「Duncan Trussel family Hour」の音源を理解することに設定した。プロセスはこうだ。
- 内容理解
英文の文字起こしがあるので、それを翻訳アプリで翻訳しまくる - ユーモア理解
流れを理解したうえで、一度聞く。芝居口調の部分、音楽の部分はここで分かると思う。 - 1.2を繰り返す
多分繰り返していれば、その人の口癖とか、よく使う文法の感じ?は分かるはず。 - 補足で学習
同時進行で、分からない単語と文法理解(仕事中の小休憩にはさみ込むのが一番定着しそう)
自分の知りたいもの(番組内容とユーモア)をエサに、いつの間にか英語ができていたらよくね?という何とも楽観的な計画。でもこれならば頓挫することはない…かな?
幼いころから興味のないことはできない人間だった。大人になるにつれやったほうがいいことが分かってきて、やりたいとやりたくないの狭間で押しつぶされた。面倒くさくなり興味のあることまで結局全部捨ててしまったのだけど、あれから20年経ち、また拾い上げている。
海外のアニメーションはやっぱり好きだな~。アドベンチャータイム、スポンジボブあたりは相当見た。今回のミッドナイトゴスペルもアドベンチャータイムと同じ監督なので、ハマったのは必然かも。
マペットも大好き。ザ・マペットショーという人形劇は特に楽しくて、日本ではセサミストリートがメジャーだけど、わたしはマペットショーじゃなきゃ満足できない。
なんていうか…なんだろう、空気感が違うというか…うまく説明できないので今度掘り下げよう。(↓は大好きな映画。終盤の曲がものすごく好き)
結局人は自分の興味にかえっていくもんなのかもしれない。いつまでたってもそんな幼稚な…ってそれでもいいじゃないか。好きなんだもの。やる気が出る方法で掘り下げよう。
好きなPodcast番組がさらさらと聞けるようになって、翻訳されてなくても原書で読めるようになって、そしたら世界はぐんと広がるんだ!うー、やってみる。
え、なんとなくまとめてこれで満足しちゃいそう。やるやる今からやってきます。