BOOKS:LIMELIGHT

読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

アウトプットが追いつかない。動ける言葉を探すための読書。

あれもしたい、これもしたいと日々動きまくってるせいで、本の感想が間に合わずレビュー待ちの本が2桁になってしまった。

  • 宿題化して焦る
  • やる気が落ちる
  • 後回しにして別のことをやる

気がつけば上記をずっとループしている。これはバグだ。思考バグを一掃できる行動は、思いつく限り2つ。

「まるごとやめる」 or「回転率を上げる」

というわけで一瞬ブログやめかけたけど、これがなくなったら書く機会が減ってどんどん気持ちを吐き出せなくなり、以前のモヤがかかったわたしに戻ってしまうだろう。

そんなわけで、今日は読書レビューの回転率を上げるために何ができるかを考える。動ける言葉を探すために2冊の本を再読した。

①アウトプット大全

この本の話、何回目だ?そのくらい、何かにつまずくと手に取る本。アウトプットするときの具体的な方法が、ハードルが低い状態でひたすら書いてあるので、どれかしらはやることが出来るのがいいところ。

今回は回転率を上げることをテーマにつまみ読みして、よさそうなものを書き残しておく。

  • 34.書き出す
    頭の中にある情報を写真のように残す作業として、書き出すことをおすすめしてある。著者は作品などに触れたあとは30分の時間をとって、ノートに感想を書くようにしているそうだ。頭の中をばーっと書きだすのは、やはりインプット(読了)した後すぐがいいみたい。
  • 36.書き出す②
    ここでは「脳の棚卸し」として書き出すことを提案している。人間の脳みそがもっておける同時進行の器は3つまで。3つ以上のタスクを抱え込まない。そのためにも書き出して、やることを3つまでに絞ることが大事。
  • 72.30点で完成とする
    30点で一旦完成させてしまう。その後磨きをかけることに時間をかけるべしというもの。いつも70点くらいを目標に書いてちょこちょこリライトするのを繰り返してきた。30点だったら相当ハードルが下がるな。これができれば相当楽にブログをアップできそう(それを自分が許せれば)。
著者のブログを覗いてみたら、道が開けた

著者の樺沢紫苑は、ブログの毎日更新を何年も続けているらしい。ちょっと覗かせてもらったら道が開けた。

毎日更新はしているけど、文字数が日によって全然違う!いくつか読んだだけだけど、おそらく500字単位で、軽めの時は500、しっかり話すときは1500とかで分類分けされている感じがした。

なんか多分、ブログ始めたてのときに読んだブログ本の影響か「記事は少なくとも1000文字以上はないとダメ」という固定観念があった。しかしこれはSEOとか商業ベースの話だ。わたしはもはやそういう位置にいないから、早速この仕組みを取り入れることにする。

②技術書の読書術

この本は、特定の分野を深める時に読む「技術書」を効率的に自分の知識として取り込むための本なのだけど、一般の読書にあてはめてもすごく面白いのでたまに読み返している。知識を糧にするために、なりふり構わず我が道行く感じが好き。アウトプットについては最後の方にまとめてある。

  • 間違いに気付くためにもアウトプットは必要(P.224)
    技術的なことは間違いがあったら致命的だし、小説や漫画でも明らかに全然違う解釈をしてしまっていたら悲しい。自分のなかの勝手な理解で終わらせないためにも、書いたほうがいい。
  • 速さが大切。本を読んで2週間たつと10%しか覚えていない(P.242)
    そ、それしか覚えていないのか…!読み終わったらすぐ書き出して、なるべくさっさと吐き出すようにしよう。ちなみに書き出したりレビューしたりすることによって知識はより深く蓄積されるそう。資格試験とか受ける時はそのことに関するブログをつくるのも面白そう。
  • 何度レビューしてもいい(P.258)
    これは忘れていた考え方で、何度話してもいいと思うと心が軽くなる。ハードルも下がる。何度書いたっていいし、何度書き直してもいい。そう思うと、早速もう書きたい。

進む方向が変わったら、自分の仕組みも変える。その度動ける言葉を探そう。

今日は「読書レビューの回転率を上げるため」に本を読み返してみた。日々のルーティーンの中で、具体的に仕組みを変えるのは3つ。

  • 本を読んだ後15~30分の時間をつくって感想を書き出す→そのままブログにする
  • 文字数の枠組みをはずす。500、1000、1500とか分類分けして書いてみる
  • ブログをアップする基準を、今の7割から3割に変更する

自分の中の仕組みって、一度つくってうまくいくと案外そのままずっとやっている気がする。やりたいこととか進む方向が変わるタイミングで、自分の中の仕組みもパズルのように組み替えることが大切なのかもしれない。

結論を出すのはまだ早いか。あとは明日からやってみて微調整を重ねていこう。まだまだ先は長い。

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