イラストレーターのさいとうなおきがやっているYouTubeを日常的に見ている。
主に絵描きやクリエイターに対してのヒントを配信してくれているのだけど、ブログとか文章執筆に関してもためになる内容が多い。
今回は、何の気なしに見た「【絵に集中できない】モチベーションが上がらない人の特徴」という動画で自分の過去の悩みの原因がわかったので、そのことを書いて行く。
職業訓練校で悩んだ過去
わたしの過去の悩みというのは、グラフィックデザイン関係の職業訓練校に通っていた時のこと。30代未経験で学び始め、課題が出るたびに涙を流し、グループワークで頭痛に悩まされ、情緒が狂って本当に大変だった。苦しすぎて、抜け出したいがために早々に就活をスタートさせて、卒業より2ヶ月早く就職という名の脱出をした経験がある。
悩みの原因は「いじけ」
質問コーナーの動画では、同じように学校に通う視聴者からの「人と関わるのが苦しいが、同時に成長できるとも感じている矛盾について、どうアプローチしていったらいいか」という質問について答えていた。
さいとうなおきは自分も同じタイプだからよくわかるとして、あなたは「いじけやすい性格」と自覚することが大切と言っていた。
- 他人が誉められていると自分がけなされているように感じる。
- 自分はだめだ…と勝手に思い込んでしまう。
この部分を聞いたときに、あの悩みは確実にこれだと思った。近くの席の子が同人誌を作っていたり、美大出身の人がチラホラいたりしてためになると同時に、自尊心(なぜか、自分はもっとできると思っていた)が粉々に砕けていた。しかも、そんな自分を直視できなくて、それが涙や頭痛になって表れていた気がする。
解決方法は「自分の機嫌をとること」
この負のループを抜け出すための方法としてあったのが「自分の機嫌をとる方法を恥ずかしげもなく実践すること」。具体的には、自分がいじけないように気を配り、他人に積極的に誉めてもらうことが大切だとあった。
- 卑屈になると、表情が暗くなる
- 周りは話しかけにくくなる(誉めてもらいにくくなる)
これを振り払うために、1日1回話しかけること。ほめてほめて~!ってくらいでちょうどいい。みっともなくても、たとえ下手だとしても、ちょっと誉めてもらうだけであなたは大丈夫だと励ましていた。
ちなみに、この時に出てきたワードがちょうど自分と重なって吹き出した。
- お調子者
- 超単純
- 思い込みが強い
- 卑屈
これ、全部人から言われたことある!笑
そしてこんな人は、思い込みをマイナスからプラスの方向に向けられさえすれば、すごい力が出るとも話していた(勘違いでもOK!とも)。これも思い当たる節がある。
いつも自分なんて…って思いがちだけど、自分の中の理屈さえ積み上げられればわたしはかなり動けるほうだ。読書ブログでその辺りを構築して、この1年でかなりのことができるようになった。
いい方向に思い込めるように、恥ずかしげもなく誉めてもらう。適度に承認欲求を満たすのは、目的を達成させるためだ。質問者であれば「イラストが上手になるために」、わたしであれば「伝えたいことをあの手この手で表現するために」。
ここさえ間違えなければ、この方法はかなり有効だと思う。
人と関わることはやっぱり必要
動画の中では、「人と関わると上達が早い」というワードもあって、確かにそうだよな~と思う。やっぱり一人では頭打ち、限界がある。
しかし関わりが増えれば悩みも増える。この辺りをどう乗りこなすかが肝心だ。わたしはいまブログの垣根を越えていろんな分野に行ってみたい欲求があったりするので、動画の内容を心に刻もうと思う。
それにしても、卑屈な人って他人のいいところを探すのが上手い気がする。質問者が自分の周りの絵が上手い人について書いているところ、的確に長所を捉えているなと思った。これって、絶対役に立つ部分があると思う。
わたしも卑屈だ卑屈だと人に言われてきたので、他人のいいところを見て自分を下げるくらいなら「そこ、いいですね!」と話しかけることからはじめたい。
ふふ…絶対にやらないと思っていたけどやってみようかな。
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