はじめてのZINEが完成した。
なんどやってもバランスが取れない表紙(もー悔しいから載せない)、校正まで気が回らずあやしい日本語、など足りないものはまだまだあるけど……楽しかった!
ブログで日頃つらつらと書いていることが、レイアウトを考えて、紙に落とし込むだけでこんなに見え方が違くなる。
ちょっとうるっときそうなくらいには感慨深い。
人は書いたら編みたくなるらしい。
なぜ編集したくなるのか?紙に印刷したくなるのか?深く考えずにこう思うことにした。やってみたいと興味が湧いたら、なぜ?目的は?損しないか?そういうことじゃない。そういうことじゃなかった。
やってみたい気持ちに理由はいらないんだった。好奇心だけでいいし、損得勘定とかどうでもいい。人は書いたら編みたくなるらしい。それでいいや。
すごくすがすがしい気持ち。つくっている間に通り過ぎていった思考を、覚えているものだけでも書き留めておこう。
多分いま創作ハイ/やっぱりいい展覧会だった/つくることを考える時、この展覧会のこといつも思い出してるな/レイアウトするのが好きだなあ/こういうのを文字組みというらしい/どこを目立たせて、どうやったら効果的かとか考えてる時間が好き/パズルみたいだからかな/ブログもパズルだもんなあ/校正は時間と気持ちがすり減る/写真は割とどうでもいいと思っている(そんなはずはないので楽しくやる方法を模索しよ)/プリンター1年ごしでも意外と使えた/画質は…/コンビニネットプリントの画質すばらしい/1枚モノクロ20円、カラー60円は地味にきつい/次回はどんな風にしようかな~///…
興味の分野が広がったり、展覧会がより胸に響いたり
課題は山積みだけど、1個かたちにしただけでなんとなく指針ができた感じがする。あとは文字組みという、新たな興味の分野が広がった。文字組みに関する本を古本屋で見つけてここ何日か読んでいる。
フォントの種類、文字の大きさ、写真の配置、周りの余白、それらの組み合わせで「かっこいい、かわいい、きちんと、ラフな」そういうイメージがつくれてしまうらしい。同じ文章なのに見え方がちがくなるなんてすごく面白い。これについてはもう少し深めてからまとめて話そう。
珍しくこんなに気持ちが晴れやかなのは、今日までギンザグラフィックギャラリーでやってた大原大次郎の展覧会に行ったことも大きい。
これの出版を記念した展覧会だったらしい。ちょっとまだ言語化できてないけど、つくり始めたいまのわたしにすごくぴったりな内容だった。次回はこれについて話すつもり。
とにかく、1月は最後の最後にとてつもない達成感だった!こういう区切りはなかなかいい。2月も何かやろう。そしてまた締め切り締め切りと嘆くんだろう。