BOOKS:LIMELIGHT

読んだ本を、感想とともに紹介していきます。

再読

想い出の苦さと味わい深さ「セ・シ・ボン(平安寿子著)」レビュー

今日は十数年ぶりに再読した、平安寿子著「セ・シ・ボン」の話をしていく。この作品は、著者が20代の時にした留学にまつわるエッセイだ。 セ・シ・ボン (ちくま文庫) 作者:平安寿子 筑摩書房 Amazon 表題でもあるセシボンという単語は、フランス語で「素敵」…

1年1/5終了、「ごぶんのに」期の雰囲気づくり。ーみうらじゅん著「ない仕事」の作り方 を読みながら

2024年は月曜日スタートで、52週間と2日で終わります。昨日(3/10.日)がちょうど10週間目の終わりでした。1年の約1/5が過ぎたことになります。 なんでいきなりこんな話をしたかといえば。年始から仕事で業務タイムアタックして遊んでるんですけど、そのため…

生き直すなら、こんなふうに。ハゴロモ(よしもとばなな著)感想

わたしは以前、何もかも分からなくなる、という体験をしたことがあります。 どうして朝起きて、メイクして、服を着て、誰かと会って、ご飯を食べて、夜眠っていたんだっけ。一つひとつに何の意味がある?そもそもどうやってやるんだっけ?笑っちゃうようだけ…

「あつあつを召し上がれ(小川糸著)」レビュー。なんだか、わたしも救われた。

食に関する7つの短編集、小川糸著「あつあつを召し上がれ」を再読。読んだのはずいぶん前のことなのに、はじめの5行くらいで懐かしさがこみあげてくるのってすごいよなあ… あつあつを召し上がれ (新潮文庫) 作者:小川 糸 新潮社 Amazon 今も昔も、好きな話…

日々是作文。来年の今日にまた読もう。

2023年10月13日。今日は小説家・山本文緒の2回忌なので、著者との出会いの本「日々是作文」と共に過ごしました。 日々是作文(ひびこれさくぶん) (文春文庫) 作者:山本 文緒 文藝春秋 Amazon 31歳から41歳までの、著者の「微妙なお年頃」のエッセイが10年…