私は今とても焦っていて、それは、先週見たこの映画の公開規模が小さくて、すぐ終わってしまうんじゃないかということです。

これは、「物語の物語」。
作ったことがないので分からないのですが、物語は創作者の手を離れて勝手に動き始めることが時折あるんだそうです。
遠藤周作はそれを「魔的なX」と言ったりもしていました。そして同僚の小説家たちにも、そういうことがあると。*1
そうなんだあ、面白そうだなあ、ゾクゾクしそうだなあ…!と思いつつ、芯のところが分からないないままでした。
しかし、この作品の中でそれを感じることができたんですね。多分こういうことで合ってるんだと思うんです。それを今から説明…と思ったんですが、私これネタバレしたくない!なので、一旦ここで止めます。
そして少しでも公開期間が長くなってほしくて、謎に宣伝しはじめます。
映画「落下の王国」
原題は「The Fall」。落ちる、のめり込む、fallっていろんな意味があるんですね。いろんなところでかかっていて面白いです。
デジタルリマスター(昔の映画を最新の画質・音質に再編集したもの)作品で、日本での初公開は2008年。その後Amazonやネトフリなどで配信されず、幻になりそうなところを再映像化してくれました。ありがたいことです。今年作りましたと言われても違和感がないくらい、古さを感じませんでした。
また、映画に疎くてピンと来てないのですが、製作陣も豪華なんだそう。
- デヴィット・フィンチャー
- スパイク・ジョーンズ
- 石岡瑛子(衣装)
衣装が日本の人だと聞いて、活躍に嬉しくなりますね。私は姫の目隠しが美しくてうっとりしてました。26年の構想を経て形づくる自主製作映画。こんなものを形にできたらもう…悔いはないだろうな。
合わない人もいるだろうけど、個人的にはブッ刺さりました。思いつくキーワードを挙げておくので、好きなワードと重なる方は是非。
「幻想」「空想」「おとぎ話」「創作」「現実」「空虚」「虚実」「逃避」「混沌」
え〜なんだろう、もっと的確な何かがあるはずなんだが!
夢やぶれて公開が終わってしまったら、ネタバレありの投稿をしようかな。
家族の趣味で見に行ったのですが、本当についていってよかったです。ありがとう〜!!
*1:『人生の踏絵』P211より
