昨日の本のレビュー、珍しくいろんな人に読んでほしい!と思って頑張って書いたんです。本の内容を示しつつネタバレしないように、かつ読んで感じた私の気持ちが伝わるように注意して…そしたらめちゃくちゃ疲れたー。
今日はオフトーク気味に、感想をまとめる時にこぼれ落ちた思いをつらつらと書いていきます。友達と話す時の予行練習でもある。
この本めっちゃ好き
はじめから語彙力なくて笑っちゃうけどほんと好き。まだ的確な言葉が見つからない、やっぱり一番は表現の仕方なのかなあ。
短く途切れ途切れに、過去と現在/外環境と内面/私と彼女、対比しながら展開していく。
最後まで読んだ後にもう一度読むと意味合いが変わって、読み口も変わる。何度も何度も読みたくなる。
表現でいうとこれは「詩的」な文章らしい。そうかあ、これは詩っぽいのか。
言葉でこんなに内面を表現できることに驚くとともに、や、やってみたい!できる?できなくね?と1人でもがもがやっている。
リアルタイムで知る幸せ
この本は2016年に年に初出らしいので全然今じゃないんだけど、文庫になったのが2023年2月、今年のノーベル文学賞をとった方でもあるのでリアルタイムということで。
今の本を読むっていうのは、今現在読んでいる人がいっぱいいて、読みながら今まさになんやかや考えてるんだろうなってそれだけで嬉しい。
なんだろ…一緒に生きてる一体感みたいなのを勝手に感じてた。気がつくといつも昔の本を読んでたけど、今の本が読みたいってすごく思ってる。
知らなくてもよかったこと
一方で、知らなくてもよかったなと思うこと。
一章を読み終わった時に、私はこの作品とこの人についてたくさん調べてみよう、と思ってたのだけど、巻末で作者やら訳者やらがいろんなことを教えてくれて、わたしは調べる必要がなくなってしまった。丁寧でよいことだとは思うんだけど、完全に捨て置いてくれても全然よかったなあ。
勝手な印象なんだけど、今の本ってちょっと過保護な気がしてる。そこは読んだ後すぐに知るんじゃなくて、自分で掘り下げたいかもって思っちゃったな。
感想に満たない思いは吐き出して、またどこかで活かせたら
あれ、話したいことはこんなことだったんだっけ。わかんないけどつらつらと書いてしまった。まあ、こんな日があってもいいか。
本でも映画でも、感想を書くと私が感じたことはそれだけだったかのように感じて寂しくなってしまうことがある。昨日の記事は、一生懸命無駄を省いて書いてみたので、その気持ちが特に強かった。なので、こうして残りを吐き出してみた。
結果は、んー、もやもやしたところはちょっと晴れたかな。この思いはまた他の記事や別の何かに活かせたらいいなと思っている。
友達にも読んでみてほしいので、昨日の話をベースに今日話したことも交えてプレゼンしたいところ。とかいって、結局「むっちゃよかった!こう…!いや、実際ちょっと読んでみて!」とかになっちゃうんだろうな。
どうも、好きが一定量以上になるとうまく話せなくなる。もっと吐き出しまくって、気持ちをまとめたら伝えられるのかしら。それは、実際にやってみないと分からない。だからやっぱり明日からも、あの手この手でたくさん書くのです。