狭い世界で生きているので、身の回りで2人が同じ話をしてきたら「流行っている」ということになります。
というわけで、最近流行りの「じゃあ、あんたが作ってみろよ」。ドラマ1話をすっとばして、漫画を読み始めました。
10月にKindle Unlimitedに入っててラッキー。1巻無料でした。
ちなみにドラマを途中で投げ出したのは、鮎美に共感したからでも、勝男にムカついたからでもなく。会社に遅刻しそうだったからです。(朝見る派)
そして…勝男に、「私」を感じてしまったからです。信じられませんが、おそらく真実です。
私の常識や正しさは、確実に古くなっている。
いつか、自分の理想を当然のように振りかざし、周りの人が大切にしているものを踏みふみにじる奴になってしまう。てか、下手したら…もうなっているかも。こんなに恐ろしいことはありません。
今朝ドラマを見て、さっき1巻を読んで、そっこーで書いているのであとで感想は変わるかもしれませんが!ちょっと話していきます。
本の内容をざっくりと
見事なまでに昭和の価値観をもつ勝男と、「モテ」という仮面に全ベットしてきた鮎美の話。(鮎美はある意味 平成の価値観ってことなのかな?)
物語は、この2人が別れたところからスタートします。新しい環境に影響を受けて、自分なりに動いてみて、2人はどう新しくなるのでしょう。
これが「令和」なんだねえ
今、私たちが生きるのは「令和」なんだなー。この物語の世界を生きているんだなと思わされます。いや、突きつけられてんのかな。
極端なところがある勝男は他人事だろ〜と思いきや、マッチングアプリに対する抵抗あたりでビクッとしました。
調べてみたら、作者は私と同じ30代後半。もろもろの「ずれ始めてる違和感」が、とってもリアルです。
見て、聞いて、感じたら…やってみることなんだね?
「そんなことをしても鮎美は帰ってこない」
谷口菜津子『じゃあ、あんたが作ってみろよ』1巻(P139)より引用
分かってはいるけれど、勝男は鮎美に強いていたことをやりはじめました。今までの自分を省みて、周りの人の声も少しずつ聞こえるようになってきました。
鮎美も鮎美で、新しい日々を試しています。
共通するのは、周囲の人や出来事をよく見て、よく聞いて、よく感じていることです。
それぞれに失意を抱えながらも、今の2人はとても生きているっていう感じがします。
そして、アップデートはやはり、頭で考えるよりは行動することなんだなーと。動くから変わるんだなーと。1巻の時点ですでに沁みてきています。
価値観って生まれ変われるのかな。2人のこれからについていく
「海老原勝男の物語は、私自身への警告のようなところがある」
谷口菜津子『じゃあ、あんたが作ってみろよ』1巻(P192)より引用
作者の後書きには、静かに頷くほかなかったです。ほんと、この世の中にいつまでついていけるんだろう。価値観の新陳代謝をし続けなければ、いつか切り捨てられちゃうのかなあ。
ビクビクしてても何も変わらないので、勝男を見習ってみましょうか。
週末に、3歳下/5歳下/12歳下と食事をします。彼女たちの話をまずちゃんと聞いてみましょう。ちゃんと聞くっていうのは、跳ね返さずに一回言葉をそのまま受け入れるってことです。
「それじゃあ、私もやってみるよ!」って言える展開を期待しながら、2、3巻は紙の漫画を買ってきました。
価値観って生まれ変われるのかな。自分を作り直す2人についていくような気持ちで、続きも楽しみたいと思います。
(おまけ)勝男が愛されてるのが救いだったりするよね
身の回りでは、竹内涼真演じる勝男が大人気です。世間でもみたいです。俳優の魅力もさることながら、やっぱり、変わろうと頑張ってる人って応援したくなっちゃうよね。それが救いだったりします。


