2月ももう終わりですね。1年の6分の1が…とかすぐ考えちゃう。出だしがかなりスロースタートだったんでどうなるかと思ったけど、いい感じに充実してきたんじゃないかと思っています。
さて、頼まれ仕事にやりたいことに、今週は立て込んでいます。そう、これが私にとっての充実です。読んだ本はマンガとライフスタイル本と豆本。合間をぬって、展示に足を運んだり手を動かしたり、気持ちもアップテンポなまま走れました。そんな1週間の様子を書いておきます。
2/23(日)入江亜季「北北西に曇と往け」
滑り込んで2回目行ってきました、森入江展。終了間際だし当たり前だけど、全然ゆっくり見れなかった〜!笑
きっと何かしら創作しているか、作品/作者に強い思い入れのある人たちばかりなのでしょう。隙間が開かないし進まない。でも、その熱を感じたことが何よりの力となりました。みんなそうであれ!
森薫「乙嫁語り」はこの間感想を話したけど、入江亜季作品はまだできていないのは、この魅力をどうやって伝えたら良いのかわからないからなんですよね。具体的なシーンとかじゃなくて、もっと大きなイメージのようなものがドンって目の前に迫ってくる感じです。難しい。
北北西に〜は、アイスランドで探偵をしている主人公と、その弟にまつわる謎の話。
圧倒されるような大自然と登場人物の美しさ、人間性の豊かさの中にどんどん膨らむ違和感…いまラストに向かってるのですが、どうなるのか全くわかりません。
ジャンルでいうとミステリーになるのかな?あの子はシロってことはないと思ってるけど、どうなんだろう。
最近出て話題になってるこの本も読みたい…!家の近くに本屋がほしい。
2/25(水)~「フランス人は10着しか服を持たない」
日々を振り返っては書いてばかりの生活です。自分の中に入れば入るほど、身なりにどんどん頓着がなくなってきました。
偶然家族とこの本の話になって、珍しく図書館で借りて読んでいます。
正直にいうと、「素敵な生活」と言われるものの良さがテンプレっぽくて、あんまり素直な気持ちで読めなかったりします。
この本が爆発的に流行ったのが10年前くらいなので、ここから「素敵な生活」のテンプレができたのではないか?という、不思議な視点で読んでいます。
タイトルは服の話かと思うけど、フランスのライフスタイル全般について話してあります。今は食事の章が終わってやっと服の話が始まったところ。服の章は共感度高めで、実践してみたい部分もありそうです。一応、最後まで読んでみようかな。
1週間を通して「彷書月刊 豆本型録」
先週に引き続き読んでいるのは、いままさに作ってるから。ここに載ってる豆本作家さんのアイディアを組み合わせて、A4の紙で簡単に本っぽくできそうなんですよ〜、わくわくしています。
とはいえノープランでイラレをいじってるので、すでに思ってる10倍くらいかかってる。毎日ニヤニヤしてるからそれでもいいか。楽しいんだよなあ〜。ずっとこういうことしてたい。
気分と読書は連動している
1週間ごとに読書記録をつけていると、週ごとのムードがなんとなく分かってきますね。例えば先々週。宮沢賢治につられてヤバくなったのか、私の体調的にキツかったのかは不明だけど、とにかく綱渡りな雰囲気があります。
今週は、負荷はあるけど颯爽と走ってる感じ。北北西に〜がそんな雰囲気があるので、引っ張ってってもらえたのかもしれません。
フランスの生活はピンとこないけど、アイスランドの生活はめちゃくちゃに憧れちゃうなあ。飛沫を上げる間欠泉、いつか見てみたいです。そんなことを想像しながら豆本を作る…小さな世界も好きです。結局みんな好きだ!