はは、先週の読書記録は消しました。そして、三連休はびっちり働くことにしたので今週も早めに締めてしまおう。1週間のムードを話した後に、読んだ本の紹介をします。
- 最近、なにやら強くなってきている。それにともない、柔らかさを失いつつある。
どうやったら、しなやかに、たおやかに。
周囲のためにも、と思うと焦る。 - 近頃の私の周りでは、合言葉が「食事・睡眠・運動」みたいになっている。
悩むのはこれができてからだ、と思うと悩めるのはだいぶ先になりそうで、気が楽になる。え?
混沌とした中で楽しんだ物語は「タートルズ」「モズビーの思い出」の2つ。こういう時に読む本は、後になっても割と覚えていたりする。
B.B.ヒラー『ミュータント・タートルズ』
神保町古本まつりで手に入れた、お楽しみ枠。
言わずと知れた忍者カメの四人(?)組、実写映画化されたもののノベライズという位置付けの本。すっごい親しみがあるのに、中身はまったく覚えてなくて、新鮮に面白がって読んだ。
情に厚い、我らがリーダー(?)レオナルド!
ピザ大好き、ムードメーカー・ミケランジェロ!
メカはお任せ!職人気質なドナテルロ!
神経質なはみ出し者、ラファエロ!
主人公枠がラファエロってところがいい。師匠のネズミ・スプリンターもいいキャラ。
深いこと考えず、カラッとした気持ちで読めた。こういう本が、好きだー!
ソールベロー『モズビーの思い出』
家族が買っていた本。少し前から本棚にあって、「モズビー…モズビーってなんなんだろう…」と食事中に視界に入るたびに思っていた。
予想では、グレムリンみたいな宇宙生物・モズビーが人間との交流で得たものを振り返る…みたいなものかと思ったけど、ぜんっぜん違かった。
短編集で、はじめの「黄色い家」は、黄色い家だけ持っている老女の話…これはめちゃくちゃしんどかったので、読む人は心してほしい。
気になりすぎちゃって、途中すっ飛ばして最後の表題作を読んでいるところ。
モズビーは、博士で思想家で才人、らしい。もっとも、才人を形容する言葉が「二十世紀でこれほど興味深い誤謬を犯した人物は空前絶後と思われるほどの」なのが気になるところなんだけども。
ずーっと難しい話をしているので、通勤中に久々に眠くなってしまった。二つ目の短編に戻って続きを読むことにする。
現実と非現実を行き来する
最近は生きてる世界でも現実と非現実を行き来しているので、物語を読んでいても現実に思いそうになる時がある。面白いが危うい。
また生活がおざなりになってきた。
「食事・睡眠・運動」
よく食べ、よく眠り、よく遊ぼう。
睡眠が減ると如実に視野が狭まる感じがする。
周囲のためにも睡眠を…おやすみなさい。

